エイブラハムとの対話:信頼について

自分や他の人を信頼するにはどうすれば良いか?という相談です。この対話では自分を信頼するための方法はもちろん、引き寄せの法則の基本的な部分や、内なる自分に繋がるための効果的な方法も紹介さえています。

そしてボルテックスの中にいることの重要性について、エイブラハムがあらゆる角度から説明しています。

エイブラハムとの対話:信頼について

相談者:わたしの質問は信頼についてです。信頼できるようになりたいのです。内なる声に対して、他者に対して、特に男性に対して、信頼できるように。。。

エイブラハム:この質問の持ち出し方が興味深いですね。とても大きな問題のある観念です。あなたは今日ずっと聞いていたはずです。あなたはソースエネルギーで、肉体はあなたの一部であること。拡張すること。本当の自分との関係について。

それを知っていれば、そして感情が教えてくれることを知っていれば、感情に従って同調することは簡単です。つまり、宇宙の法則や感情を信頼していれば、信頼することは難しくありません。

宇宙の法則は予測できないものでも、きまぐれなものでもなく、いつも一貫して結果をもたらします。あなたの感情も一旦、波動の関係を理解すれば、いつも変わらない結果をもたらします。でも、多くの人は、それは幼い時からですが、自分が誘導システムを利用する為に、自分が感じることに注意を払うことをしていません。その代わりにどうしたらいいのかを示してくれる他の人を見つけます。

例を挙げると、親に従う子供として、教師に従う生徒として、雇い主に従う従業員としてなどです。本当の自分に同調しようとするのではなく、他の人が承認してくれるのを探すのです。それは自分の誘導システムを簡単に追いやってしまいます。

そして、秩序だてようとします。でも物事は大変気まぐれなので、揺ぎなさや信頼を失うのは本当に簡単です。簡単なんです。誰かがあなたに関心を向け、あなたの振る舞いに満足して気分良くなると、あなたは続けてそのような行為を差し出そうとしますが、あなたの振る舞いによって、彼らをいつも満足させることはできません。

あなたは間違った場所で愛を探しているから。胸に響く言い方で伝えようとしていますが、自分が感じていることよりも他の人がどう考えるかを気にしていると、あなたは自分のパワーを引き渡しているのです。自分の誘導システムを放棄して、良くても散発的にして動かない誘導システムを利用しているにすぎません。

相談者:わたしは信頼が感じられる場所にいたいんです。

エイブラハム:それなら試行錯誤を通して、ソースがあなたを愛していることを学んでください。これは大変意味のあることです。この対話の最後には完璧だと感じられるように色々な言い方で説明することを約束します。本当に大切なことです。

相談者:わたしは。。。

あなただけなく多くの人にとっても。さて、あなたはあなたの内にあるソースからできました。あなたはかつては内なる存在そのもので、その内なる存在は今は肉体を超えて広がっていて、拡張に追い付いていかなければ気分が良くならないのが分かりますか?

あなたの内なる存在はボルテックスの中にいて、ソースと完全に同調しています。つまり、こういうことです。あなたの内なる存在はソースに目を向け、現在も過去も愛と感謝しか感じていないのです。

あなたは、そうでないかもしれませんね。ですから何かに注目すると、ネガティブな感情を感じるのなら、あなたはその対象を選んだことで、あなたの中のソースと違った波動を選んでいるのです。

もっと簡単に言いましょう。あなたの中のソースは愛に溢れているのです。そして、どんな理由であってもあなたが愛していないとき、本当の自分から離れてしまうのです。そしてあなたの感情はそれを教えてくれます。

これをあなたに話すのが嬉しいのは、物事がどう働くかについて、宇宙の法則とあなたと内なる存在はわたしたちの言っていることが正しいと裏付けるを知っているからです。

誰かの欠点を見つけるといつもボルテックスの外に出て、気分を悪くなります。反対に感謝する理由を探しているときはいつもボルテックスの中に入りつつあり、本当の自分で満たされるつつあるのです。これを知れば、どうすれば力に溢れているのか自分で学ぶことができます。これこそが掴まなければならない信頼です。

誰もあなたに仕えるためにいるのではありません。あなたは誰もあてにできません。死が2人を分かつまでとか、永遠に愛することを誓っていても、誰もあなたを喜ばせるために生まれてきたのではありません。

あなたは自分自身と同調するために生まれてきたのです。そして、今まで生きてきた間に拾い上げた観念や習慣を全て片付けて、同調することにフォーカスすれば、感情の段階を上げるのにも、ボルテックスの中に入るのにもそんなに時間はかかりません。

相談者:信頼は感情の段階のどこに?

エイブラハム:信頼はボルテックスの中です。信頼は知っていることです。感情の段階では高い位置にあります。つまり、力を失うこと、恐れは下で、怒り希望はその上にあって、信じていること、知っていること、信頼はボルテックスの中にあります。

あなたに信じて欲しいことは、先ほど「わたしのすべきことは?」という質問に対するわたしたちの答えと同じです。ボルテックスに入る事、そしてあなたが求めている信頼とは同調することです。

自分の行動を決める為に、他の人を必要としないでください。なぜなら、それは条件付きの愛だからです。信頼できる人を見つけ出し、ずっと離さないまま、しかもその人はいつもボルテックスにいなければならないのです。

あなたは当てにできません。多くの人が信頼しない理由はボルテックスの外にあるものを信頼してしまうからです。信頼できるものは常にボルテックスの中にあるのです。

相談者:時々、自分さえも信頼できないと感じていても、例えば自分とした約束を破っても信頼を感じられますか?

エイブラハム:例えばどんな時?

相談者:例えば寝るときにいつも同調するようにしようと決めて感謝の嵐をすることにしたのに、できないでいる場合です。

エイブラハム:あなたは最後までやり遂げる自分を信頼したいと言いますが、わたしたちは今すぐは信頼できません。なぜならやり遂げないからと答えます。やり遂げるはずの自分を信頼できないのです。

でも内なる存在はボルテックスの外に出ないことが分かるでしょう。これが信頼に足るものです。もしネガティブな感情を感じていたら、本当の自分と離れ、あなたはボルテックスにいません。内なる存在はいます。

内なる存在がボルテックスの外に出ないのは素晴らしいことです。あなたはそれを信頼できます。引き寄せの法則はあなたの波動にあったものをもたらします。もしあなたがネガティブな感情を感じたまま、やり遂げていない状態で、気分良くなることをしようとしても心配いりません。更に悪くなります。宇宙の法則は一貫しています。

でも一日中、毎日、もっと多くの人生経験、可能性を膨らませるもっと多くの理由、もっと同調する動機、宇宙が見せるもっと多くの機会があるでしょう。願望にフォーカスできるのは才能です。世界を作り出すのと同じエネルギーが誰にでも利用できるのです。

信頼を感じるだけでなく、無敵だと感じ始めます。あなたがフォーカスした結果、あなたの創造的な努力に応えるため、物事が強力しあうのを見ると、世界を創造する力が手中にあるのを感じてワクワクするでしょう。そういうものなのです。あなたは気分良くいること、その結果、望むものを手に入れることを期待されているのです。

そうでないのは、フォーカスしていないからです。宇宙の法則の確かさと揺るぎなさは信頼できます。あなたはこの国の今の行政のすることをあてにはできません。あなたは誰もあてにできません。あなたに便宜を与える法律を通そうとする人をあてにはできません。あなたは他のドライバーをあてにはできません。

つまりコントロールできないものはできないのです。変動する要因が多すぎます。それが信頼できないと感じさせているのです。でもしなければならない、ただ1つのことはできます。本当の自分と同調することです。

それが分かったとき、宇宙の法則に対する信頼と無敵さと感謝、更にパワフルにフォーカスできる能力への感謝の気持ちを持つでしょう。本来の力を得るのはとっても楽しいです。そう、これがわたしたちが伝えている自分に力を与えることです。

あなたが望めば同調していると感じられる波動のリアリティがあるのです。でも試してみなければなりません。それをやってみて上手くいったかどうかを感じます。またやってみて感じます。同調を学ばなければなりません。そうしていると不可能だと考えていたことが可能になる自由を発見するでしょう。それがあなたが求めている信頼なのです。それは自由の感覚です。

相談者:同調という言葉についてですが、エイブラハムはよく口にします。でもずっと聞いていて、ある日自問しました。それって何かしら、と。それで。。。

エイブラハム:同調とは抵抗がない事、自分の純粋な願望のシグナルに合わせることです。同調とは信頼です。知っていることです。

相談者:それでは多かれ少なかれボルテックスの外にいる時、あるいは近くにいる時、同調しようと。。。

エイブラハム:それはちょっと違います。例えば、何か問題を抱えているとします。あなたは悩まされて、ボルテックスの外にいる。やきもきすればするほどボルテックスの外にいることになります。でも今、ボルテックスを知り、本来の自分を知っています。

そしてエイブラハムが呼んでいるのが聞こえています。ボルテックスに入りなさいボルテックスに入りなさいと。そこであなたは考えます。ボルテックスの外ものがわたしの中で活性化していて、中に入れないでいる。ボルテックスに入るのに何か役立つものはないかしら。それを考えるだけですぐに中に入れるようなもの。

エスターはポケットいっぱいにそれを持っています。ツリーハウスを想像すればボルテックスに連れていってくれます。愛らしい猫を考えます。4人の孫や、ずっと知っている小さな子供のことを考えます。ボルテックスに連れていってくれるたくさんのものを持っています。

時々、エスターは瞑想します。座って音を出します。その音にフォーカスします。んーーーー。フォーカスします。音を保つことに集中します。んーーーー。歯が振動しています。んーーーー。鼻にも抜けて振動します。んーーーーー。集中します。んーーーーーー。少し大きく。んーーーーーーー。他のものへフォーカスできません。んーーーーーー。音に意識を。んーーーーーー。んーーーーー。んーーーーーー。んーーーーーー。んーーーーー。皆さんが笑っても。んーーーー。鐘を鳴らしても。んーーーーー。何が起こっても。んーーーーー。ボルテックスの中いる自分にフォーカスします。んーーーーーー。ボルテックスの外に留まることをしていないから、ボルテックスに入ります。

あなたは水に浮かぶコルクです。沈めればボルテックスにいません。手を離せば浮き上がります。本当の自分に同調します。ですからボルテックスに入れるどんなことでも見つけてください。

秘訣があります。まず、ボルテックスに入ります。それから色々考えが湧き、悩みごとなどを考えて、すぐに出されます。んーーーー。ボルテックスに戻ります。また考えて、また出されます。んーーーーーー。瞑想して戻ります。

つまりいつかはボルテックスの外のことを考えてしまいます。でもボルテックスの中からそれを見始めるでしょう。つまり、そのポジティブな面を理解し始めます。その変化が分かり始めます。コントラストの経験には価値があることを理解し始めるでしょう。

またそれを理解する前に悩みごとを再定義し、新しく捉えなおすこともできます。さっきの話を思い出してください。眠るときのあなたの波動は起きたときの波動になります。自分の波動に意識的でいることで、問題をポジティブに捉え、問題を高い波動へと動かします。次にまたポジティブに捉え、更に高く動かします。

ですから最初から完璧にポジティブに捉えようとしなくても今いるところで始めればいいんです。次はまた今いる場所で。いつも間にか悩みごとに慣れるまで。そしてバールアイブスがエスターに言ったように深く悩ませていたものは全く気にならなくなる。

相談者:どんなことにもポジティブな面を見るときには、ボルテックスにいるんですか?

エイブラハム:そうです。

相談者:あら、簡単ね。

(笑い)

エイブラハム:こう言えるでしょう。ネガティブは外、ネガティブは外、ネガティブは外、ボルテックスの外が嫌になると瞑想して中に入ります。んーーーーー。そして悩み事を考えると、外に出されます。

どんなものにも2面性があります。棒を振動させることに例えれば、片方の端だけど振動させて、もう一方の端は振動させません。気分の良くなる方だけに意識を向けるように練習します。

そして、ボルテックスの中に入って、そんなに頻繁には外に出ないようになります。でも1つのことにフォーカスして中に入りましたが、あなたの気持ちを出す要因は無数にあるのです。それによってあなたはフォーカスできなくなるかもしれません。

言おうとしているのがわかりますか?本当の自分と同調したら留まるのは簡単です。でもあなたはいろんなことが起きている世界で生きています。

今、ジェリーがソワソワし始めました。録音が長すぎたので、早く終わらせて欲しいのです。ベルを鳴らして、気を散らす考えを持ちだしてきたのですが、わたしたちは完璧に無視しています。

(笑い)

わたしたちはボルテックスにいて、彼がまたベルを鳴らそうと構えているのを知っています。あなたに起こっている気を散らす出来事ですよね?あなたの関心を引いてボルテックスの外に引き出そうとする人はいます。あなたがボルテックスにいるのは稀なことではないし、同様にボルテックスの外にいる人があなたを外に出そうとするのも稀ではありません。

でもそのうちにボルテックスとの関係をコントロールできます。ネガティブな面よりもポジティブな面にもっと意識を向けるように練習することでそうなります。ポジティブな面に集中する必要が無くなる時が転換点です。あなたの自然な振る舞いになります。

また先ほどの会話であったように過去のトラウマの経験に波動を合わせてもあまり役に立ちませんが、ちょっと努力をすれば、役立つどんなことにも波動を合わせられるようになります。それが意識的に想像することです。あなたは思考を使って粘土を形作っているのです。これこそが仕事、仕事です。あるいは遊びです。

相談者:ええ、分かりました。できる限り、ポジティブな面を見るようにします。ありがとう。

でもいつもボルテックスにいる必要はないのです。入る方法を知っているから。それが信頼です。第一段階の経験をするためには、四六時中ボルテックスにいる必要はありません。第一段階は創造の過程の一部です。多くはボルテックスの外の経験です。

ただ、外には長い間いないように。というのは、ずっと外にいて第一段階の経験をしていると、願望が叶った恩恵を受け取ることができないからです。ですから考えすぎないように。楽に構えて、心配しないように落ち着いて楽しんでやってください。

そして、ボルテックスの中に入る事をもっとしてください。中にいるのか外なのか、いつも分かっていると信頼してください。外にいるときも中にいるときも何をすべきか知っています。難しくありません。あなたはできるとわたしたちは知っています。

解説

自分、他者、特に男性に対して不信感があり、信頼をしたいと思っているけどうまくいかない。どうすれば自分が信頼するようになれるか聞いています。

エイブラハムの答えは、自分の感情を信頼しなさい、と言っています。まず、自分の感情が内なる自分に向かう誘導システムであることを理解して、それを使うことです。そして、誘導システム(感情)を意識しなさいと言っています。

多くの人は自分の感情を頼る代わりに、誰か他の人の考えや指示に従おうと考えます。しかし、それは、あまり機能しないし、時々しか役に立たちません。そして、同様に誰かを満足させようとしていると、一時的には満足を与えることができても、自分が満足を与えることはできません。満足は自分自身のソースの中にあるからです。

自分の感情に従えば、ソース、内なる自分と繋がり、信頼を得られます。ネゲティブな感情だということは、信頼から離れているよと感情が教えてくれているのだとエイブハラムは言っています。

信頼を掴む方法として、感謝できることを探すことをエイブラハムは勧めています。一方、欠点ばかりに焦点を当てていると、信頼からは離れていきます。思考錯誤をして、感謝に向かうようにしなさいと教えています。

そして、感情のスケール的に言うと、信頼はボルテックスの中、つまりソースと同じ位置にあります。

エイブラハムは再三にわたり、他者を満足させようとか、自分を満足させるようにコントロールするのではなく、自分の感情にのみフォーカスし、満足を得なさいと言っています。

また、すぐに信頼を得られないと感じているときは、たくさんボルテックスに入れる手段を持っておくことをすすめています。その手段は、自分がこうなったらいいなぁということであったり、自分の好きな人や好きなことを思い出すことであったり、瞑想であったりします。

瞑想についても1点に集中する方法を会話の中で紹介しています。1つのことに集中することで、ネガティブから離れ、ボルテックスに入ることができます。すぐにまたさまざまなことが頭をよぎってボルテックスの外に出そうとしますが、繰り返し中に入る作業を繰り返すうちに、ボルテックスの中から問題や悩みを見ることができるようになると言っています。もはやそれは問題とは言えません。

ボルテックスに頻繁に入ることで少しずつ、ボルテックスに入る時間も増えて、信頼を取り戻せるのです。

まとめ

信頼したいのであれば、自分の感情を意識して、良い感情に向かうようにすること。

無理をして他の人を喜ばせようとするよりも、自分自身を満足させるように意識し、感情にフォーカスすること。

感情がネガティブになったときに、気分を良くなる方法を日ごろからストックしておくと良い。瞑想もおすすめ。

なるべくボルテックスに入る時間を長くして、ボルテックスから出ても何度も入ることが大事。

信頼とは、ボルテックスから出ても入る方法を知っているということ。

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