お金を出し惜しみすると出費が増えるのはなぜ?

お金が無い時って「なるべくお金を使わないようにしよう」と考えて節約しようとします。でも、実はその思考は引き寄せ的には逆効果。お金を使わないようにしようと思っているのにどんどんお金は減っていくのです。
なるべくお金を使わないようにすると
「支払いに回すお金が無い」「来月どうやって生活しよう」など、お金が無い時は不安に支配されがちです。わたしもそのような時がずっとありました。
そこで、「なるべくお金を使わないようにしよう」と考えます。スーパーに行っても見切り品や割引品を買い、生活用品もランクを下げ、値段だけを見て安いものだけ買う。
でも我慢した分のしわ寄せはどこかに出てきます。ちょっと安いものを買ったんだから、とコンビニでスイーツを買ったり、外食して発散させようとします。
気が付いたら節約しているはずなのに全くお金が溜まらない。そして、自分が我慢しているのに家族は「今それ必要なの?」と思うものにお金を使い、怒りが湧いてきます。
更にはそういう時に限って急な出費があって、いつもより苦しい状況に立たされるという惨状になりました。もう泣きそうになります。
そんな経験から「お金をなるべく使わないようにしよう」という考えはしない方が良いな、と結論に達しました。
引き寄せ的にはどうなっているのか?
この状況で引き寄せ的にはこのように働きます。
「お金を使わないようにしよう」⇒お金が無い。
「今は安いもので我慢しよう」⇒今のわたしは安物を使う価値しかない。
「我慢したんだから使ってもいいだろう」⇒お金を使いたい。
つまり、お金が無い状態を作りあげ、更に自分の価値をも下げた状態で散財てしまうということになるのです。
ではどうすれば良いか?
そこで、こう考えることにします。
「自分には十分なお金がある」
「お金が入ってくることを知っている。」
もし、そう思えない時には「なんとかなる」と考えます。
必要以上に我慢しないようにする。必要なものはちゃんと払う。
払えなくても「大丈夫。なんとかなる」と考える。
そう考えていると、不思議となんとかなるし、お金も入ってくるようになるのです。
それでも不安になるときには?
それでも不安になるときには、一度最悪な状況を考えてみます。
「もしお金が無くなったら、税金も電気も水道も止まって家賃が払えなくなって差し押さえになって、家を売って生活保護になり、ボロいアポートで暮らし、やがて、アパート代も払えなくなって食べるものに困って餓死する。。。」
そう考えていくと「いやいや、そこまではならないな」と思うか「それでも死ぬことはないな」と思えます。
将来のことはまだ分からないのです。だから将来のことをあれこれ不安に思っても仕方ないことなのです。お金が入るかもしれないし、入らないかもしれない。どんなにお金が入っても急な出費でなくなることもあるかもしれない。
だったら今、我慢をするのではなく、今を楽しく暮らしていく方が絶対に良い、先のことなんて知るか!と思えるのです。
ただ、引き寄せをしていく上で、この考え方は方向転換していく必要があります。
将来の不安を手放し、引き寄せの法則を信じ、未来の自分を信頼することです。
そして、豊かで幸せな生活をしている自分をイメージできるようにしていくことが大事なのです。