欠乏の視点から抜け出すワーク

エイブラハムの本の中で、肯定的な側面の本という箇所があります。
エスターとジュリーが仕事のためにオースティンというホテルに予約を入れて契約書も書いて、確認の電話をするとにホテル側がしょっちゅう忘れてしまう、という話です。

日本だったら大問題ですが(笑)、このことでエスターは「別のホテルを探さなきゃ」と言いだします。普通に考えたら当たり前のことですよね。予約を忘れるホテルを使いたいと思う人はいないでしょうから。

ところがエイブラハムはこう忠告します。
「それもいいかもしれない。だが忘れないように。あなたがた自身はいつもついてまわるよ」

それはどういう意味かエスターが尋ねると、
「あなたが欠乏という視点から行動をすると、非生産的なものとなる。それどころか、前のホテルと同じことが起こるだろう」

つまり、ホテルのここが気に食わない、という理由でホテルを変えたとしても、欠点にフォーカスをしている限り、その欠点が現実化するよ、ということです。

それを聞いて、二人はどうすれば良いか聞くと、エイブラハムはこう答えました。

「ホテルの肯定的な側面をノートに書きなさい」

そこでエスターはこのように書きました。
・設備がきれい
・清潔
・場所がいい
・高速道路の近くて分かりやすい
・部屋の種類がたくさんあって参加者の人数に合わせて使える
・スタッフが感じが良い

こうして書いているうちに、エスターがホテルに抱いているネガティブな感情がポジティブに変わります。

その結果、ホテルは二度と2人の予約を忘れなくなったそうです。

エスターはこう解釈しています。
スタッフ達はエスターのホテルに対する支配的な思考に影響されていただけだ。要するに、エスターのネガティブな強いエネルギーにスタッフが逆らえなかっただけなのだ。

欠乏から見ている間は物事は変化しない

望まないことが起こると、
「何でこうなったんだ」
「〇〇のせいだ(自分は悪くない)」
「だって××だから仕方ないじゃん」
と言い訳したり正当化したり、誰かを責めたくなります。

でも、その状態のままだとネガティブな引き寄せを持続させてしまいます。

ネガティブな面とポジティブな面に1度に焦点を当てることはできません。ですから、一度、ネガティブをストップさせ、ポジティブに変換していく必要があります。

それができるのが、「ノートに肯定的な面を書き出す」というワークです。

同じようなことは他のことでもあります。
例えば夫婦関係で
・夫はなんでいつも散らかしてばかりいて片付けをしないんだ
・やってってお願いしたのにいつも忘れている
・結婚してくれ、一緒にいるだけでいいっていったのはそっちなのに、何であれもこれもさせられて、おまけに怒られなきゃいけないんだ!(←これはわたしのことです)

このように相手に不満を持って過ごしていると、その不満の思考のエネルギーが相手を支配するようになるので、ますます相手がそのようになっていきます。まるでわざとやっているんじゃないの?と思うほどに。

仕事面でも同様です。
・なんで給料が上がらないんだ
・この仕事はわたしには合わない
・わたしはこんなに良く頑張っているのに、会社の待遇が悪い

このように、ネガティブな側面から見ているときには、ノートの良い側面を書くようにしてみましょう。

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