マーフィーの法則~潜在意識と成功・お金・健康・幸せ

マーフィー博士による講演の1部を整理したものです。
改めてマーフィーの法則を勉強してみると、現在の引き寄せの法則と何ら変わらない内容が数多くあります。
いかに素晴らしい発見だったのかを再確認することができました。
これを読むこれで、更に引き寄せに対する信念を強めることができるでしょう。

イントロダクション

まず初めにあなたの中には無限の富が秘められているということについてお話していきましょう。
知性や愛や可能性、これらのものがあなたの中に無限に潜んでいます。もしあなたがこれらの宝を自分の中に見出すことができたら人生はあなたの思いのまま、望み通りのものになります。素晴らしいことだと思いませんか?あなたの欲しいものは何でも手に入るのです。


ところが、人には2つのタイプがあります。
例えば「磁気を帯びた鉄」と「ただの鉄」といったように。鉄に磁気を帯びさせれば、それは自分の重さの約12倍のものを持ち上げることができます。しかし、その鉄もいったん磁気をなくしてしまえば、チリ1つ持ち上げられない、ただの金属の塊にしかすぎなくなってしまいます。つまり、磁気を帯びた鉄のような人というのは自分の無限の能力、無限の可能性を信じ、その活かし方を知っている人ということになります。

彼らは自分の求めるものは必ず手に入る、自分のすることは必ず成功すると信じ、そしてそれを身をもって体験してきています。ところが、磁気を帯びていない鉄のような人はというと、「本当に自分にできるんだろうか?夢のようなことを考えているんじゃないだろうか?そんなことをすれば生活していけなくなってしまうかもしれない。人は私をどう思うだろう?」そんなマイナス思考の思いが、恐怖と不安を駆り立て、自信を無くしていきます。残るは、無力感だけです。しかもその無力感が、人を磁気をなくした磁気にしてしまう大きな原因なのです。

ですから、どうかあなたは磁気を帯びた鉄になってください。そして、あなたの望み通りの人生を作り上げてください。それにはまず、あなたの中の驚異的な力を見つけることです。

驚異的な力、時代と宇宙を超越した真理

では、驚異的な力とは何のことでしょう?ブラックホールや宇宙空間のエネルギーのことでしょうか?また素粒子や超電導に秘められた謎のことでしょうか?世の中で、明らかにされていないことはたくさんあります。でもわたしの言う驚異的な力とはそういうことではありません。もっと身近もっと簡単なものです。いうならば、潜在意識が引き起こす奇跡の力、いわゆる願望実現の力です。ところが残念なことに、その潜在意識の力を知る人はごくわずかしかいません。

あなたの中に秘められた脅威の力

もし、あなたが潜在意識に秘められた脅威の力をうまく利用し、引き出すことができたなら、あなたは今よりももっと大きな力や富、健康、そして幸せを得ることができるでしょう。そして素晴らしいことに、あなたはその驚異の力を得ようと努力をする必要はないのです。なぜなら、あなたにはその力がすでに備わっているからです。

だから、あなたは自分の人生において、潜在意識の利用方法を学びさえすればよいわけです。このプログラムではそのテクニックと手順を詳しく紹介していきますから、それに従えば、必ず簡単にマスターできます。
そしてあなたは1つの願望を実現した後も次々に願望実現させる潜在意識を開発していくことになります。そうやってあなたの人生はあなたの望みどおりになっていくのです。潜在意識は常にあなたが望んだ通りの良い結果を与えてくれます。あなたが望めば、理想通りのパートナーや協力者を得ることもできるし、あなたが不動産を処分したいと思えば、ぜひ買いたいという人が現れてきます。また、あなたが十分に人生を謳歌できるような金銭的自由が欲しいと思えば、それも手に入れることができるのです。あなたに何が障害が起きたとしても、あなたの潜在意識はその問題を見事にクリアするでしょう。

数々の問題があなたに訪れても必ず、あなたの望んだように物事は進みます。その時、改めてこの不思議で偉大な力を知ることになるでしょう。あなたが知れば知るほどその力は増幅させ、あなたが傷ついたとき、そこから救い出してくれます。どんな苦痛からも解き放ってくれるのです。

潜在意識の基礎知識

どんなに素晴らしい素質や能力がある人でも、それをうまく使いこなさなければ何の意味もありません。どんな分野でも基礎をマスターすることは必要です。もちろん、潜在意識についても同じことです。潜在意識を使いこなしたければ、その基礎知識を十分に自分のものにすることが先決です。そうすれば、結果は確実にあなたの望んだものとなっていくでしょう。

今わたしは1個のオレンジを持っています。手を放せばオレンジは床に落ちます。当然のことですね?物質は熱すれば膨張する、これも当たり前のことです。日本だから、アメリカだからといって、この原理が変わることなどありえません。潜在意識でも同じことが言えます。源流が+極から−極へ流れるという法則があるように、潜在意識にも法則があります。それは信念に従って働くという法則です。

では信念の法則とは何でしょう?それはとても簡単なことです。信じることなのです。あなたが心に思うこと、願うこと、そしてあなた自身の力を信じるということです。信じた結果、あなたに起こる出来事やあなたの状態、あなたの経験それらすべてが潜在意識の働きと考えてよいでしょう。いいですか?よく聞いてください。結果を引き起こすのは信じる対象物、例えば十字架や仏像ではなく、あなた自身つまり、あなたの心の中の思いなのです。

このことを決して忘れないでください。誤った信念や恐怖、迷信などにとらわれてはいけません。これらのネガティブ、つまり消極的な考えや感情は真実からあなたを遠ざけてしまうだけです。いつでも心の調和を保って、健康で平和な状態を維持しておいてください。いつでもポジティブ、つまり積極的な生活状態にいてください。そうすれば、あなたの人生に奇跡が起こります。

2つの意識

あなたを含めてすべての人間は全く異なる2つの意識や思考を持っています。例えば、男性的な面であったり、女性的な面であったり、あるいは客観的であったり、主観的であったり、また、表面的なものや内面的なもの、そして意識的なものや無意識的なものといったようにです。このような心の二面的な性質を示すためにこのプログラムでは顕在意識と潜在意識をいう言葉でそれを表現します。

あなたの心を畑に例えるなら、その畑にどんな種をまいたかは、あなたの今の状態から知ることができます。ポジティブ、積極的な考えの種をまけばポジティブなものを得るでしょうし、ネガティブ、消極的な考えの種をまけば、ネガティブなものが得られるわけです。

潜在意識は実にあなたに忠実です。あらゆる考えは原因となり、あらゆる状態はその結果として現れたものです。ですからあなたは自分にとって望ましい状態だけが手に入るように考えれば良いのです。常にポジティブな考えで、物事を見ることができたら、あなたは心地良い環境の中で最高の状態でいられるようになります。そうすると、どんな障害もどんな困難もたいして問題ではないと思えてくるはずです。それは万物を支配し、無限に万能の法則を持つ宇宙の意識にあなたが同化したためです。

意識的であろうと、無意識的であろうと、あなたの前に現れた世界というのは、あなた自身が創り上げたものなのです。あなたが今の生活を変えたいと思ったらまず顕在意識と潜在意識の相互作用について熟知することです。今ある状況や環境を変えたいと思うなら、原因を追究し、その元から正していかなければ変化は起こりません。たいてい、人は状況や環境に対して直接働きかけて何も変わらないと分かると失望し、諦めてしまいます。でもそれは当然のことで、自分の中にある原因をそのまま抱えたままだからです。

ではその原因とは?それはあなたの顕在意識のことです。つまりあなたの考え方や気持ち、イメージに原因があるわけです。また、もう一方のあなたの潜在意識はあなたの考えにとても敏感で忠実です。ですからあなたの考え方という鋳型に沿って無限のエネルギーが流れ込んでいきます。もしこのプログラムでお話する潜在意識の法則を実際に活用するなら、貧困や無知、苦痛、悲しみ、恐怖、失敗の代わりに富や知識、喜び、愛、自信、そして成功を手にすることが、必ずできます。それらがすべて手に入るとしたら、あなたが試してみない手はないでしょう。芸術家をはじめ、偉大な科学者や発明家作家などよに成功をおさめ、名を広めた多くの人たちは潜在意識についてよく理解しています。

例えば、有名なオペラ歌手のカルーソーにはこんなエピソードがあります。ある日カルーソーはとてつもない恐怖と緊張感に襲われ、彼の喉の筋肉が痙攣を始めました。舞台を目の前にしながら、この状態ではまず歌うことは無理です。彼の焦りは不安と恐怖を一層積もらせてきます。彼は耐えきれない苦しさを追い払うために舞台裏でこう叫びました。
「ここから出ていけ!今すぐ出ていけ!お前はわたしの中のごく小さな一部分でしかないのだ。わたしを支配する本当のわたしは今から歌おうとしているんだ。わたしは歌いたいんだ!」
これは無限の力を持つ潜在意識が、彼が歌いたがっているということをもう1つの顕在意識に主張したことになります。すると彼の中に歌いたいという新たな顕在意識が生まれてくるわけです。彼の潜在意識と顕在意識が一致したとき、不思議に喉の痙攣は収まり、不安も恐怖も彼の中から消えていきました。もちろん、彼は見事な歌声で観客を魅了し、舞台は大成功でした。成功を収めたのはカルーソーが顕在意識と潜在意識をよく理解していたからなのですね。いいですか?前にも述べましたが、潜在意識はとても従順で反応しやすいのです。顕在意識が不安や恐怖に満ち、あなたを支配し始めると、潜在意識の中にもそのネガティブな感情が流れ込んでしまいます。そうなるとあなたはどうにも身動きが取れなくなる。パニックに陥ってしまうでしょう。ですから、もしあなたにそういうことが起きかけたら、本当に望むことを潜在意識に再確認させることです。潜在意識は顕在意識、つまりあなたが今考え、意識している気持ちに従うかもしかしたら失敗するかもしれない、そう思えば失敗させ、こうしたら必ず成功する、そう思えば無限の力をもって成功させてくれるはずです。

顕在意識と潜在意識の関係と働き

さて、潜在意識と顕在意識の関係についてもう少し例を挙げて説明してみましょう。あなたを船に例えたならその船の船長は顕在意識ということになります。船長の命令により、乗組員はそれぞれの任務を果たします。もし船長が誤った指令を出し、船が岩に乗り上げることになっても彼がゴー!といえば乗組員がその通りに動きます。なぜなら船長こそが主人であり、主人には絶対服従だからです。ですから、あなたの船長である顕在意識があなたの環境やあなたに関わるあらゆる物事を決めることになります。あなたの顕在意識が命令を出すと、潜在意識が無限の力をもってその命令に忠実に従います。だからこそ、気を付けなくてはいけません。

ではネガティブに考えた場合の例を具体的に挙げてみましょう。あなたはキノコが大嫌いだったとします。なのにどうしても食卓に出されたキノコ料理を食べなければいけない状況にあった時、キノコを口にしたあなたはきっと消化不良を起こしてしまうでしょう。それは潜在意識がキノコを嫌いだということを察知し、その反応をあなたの体に起こさせるからです。

また、夜コーヒーを飲むと眠れなくなるという人も同じです。夜遅くコーヒーを飲んだことを特に意識しなくてもコーヒーを飲むと眠れなくなるという理屈を覚えている潜在意識があなたを眠らせないようにするからです。また、あなたが常に心や生活に余裕を持てる状況ではないと言っていたり、海外旅行や事業家の独立など夢でしかないのだ思い込んでいれば潜在意識はそれを真に受けます。そしてあなたには事業家の道も海外旅行のチャンスさえ与えてはくれないでしょう。これはネガティブな考えが真実だと思い込んでいたばかりにネガティブな結果を生むことになる一例です。では、ポジティブに積極的に考えるとどうなるでしょうか?

南カルファルニア大学の女子学生の例があります。彼女はクリスマスを家族と過ごすために帰省するところでした。途中、彼女はショーウインドウの中にとても素敵なバッグを見つけたのです。一目でそれが気に入り、欲しくてほしくてたまらなくなりました。しかしそれは彼女にとってとても手が届かない高価なものです。わたしにはとても手が出せないわ。そうつぶやきそうになったとき、彼女はわたしのセミナーでの言葉を思い出したそうです。ネガティブな気持ちになりかけたら、すぐそれをポジティブな感情に切り替えなさい。そうすれば必ずあなたに奇跡が起こります。彼女はすぐにそれを試みました。あのバッグはわたしのものになる。わたしは今、そのバッグと出会ったということは、わたしがそれを手に入れるために違いない。わたしが強く望めばあのバッグはわたしの手に入るはず。

クリスマスイブの夜、彼女は婚約者からプレゼントをもらいました。そのプレゼントというのはあのショーウインドウで見たバッグと同じものだったのです!これは偶然でありません。偶然と思っている出来事はすべて潜在意識が必然的に起こしている現実なのです。あなたが期待や夢で心を満たし、それが潜在意識に届くと、それはあなたの周りのあらゆるものを使って無限の力であなたにこたえてくれます。彼女はそのあと、わたしにこう話してくれました。あの時、私はあのバッグを買うお金なんてなかったのです。でも今は、私の欲しいものなら何でも手に入ると信じています。わたしの中に秘められている無限の力を使いさえすればいいのです。

75歳の未亡人の場合

わたしは先日、わたしのセミナーに出席したという女性から1通の手紙をもらいました。彼女は75歳の未亡人で、子供たちはそれぞれ家庭を持ち、長く1人で年金暮らしをしていたそうです。75歳で1人暮らしというのはきっと大変孤独なことでしょう。そのとき彼女はわたしがセミナーで話したことを実行してみたそうです。「私は1人ではない。優しく思いやりのある人、誰よりも私を愛し、大事にしてくれる人がきっとどこかにいるはず。私はその人と結ばれる運命なの」という言葉を彼女は日に何度も何度も繰り返し、信念を持って自分に言い聞かせたそうです。

するとある日、1人の男性が彼女の前に現れました。親切で理解のある、彼女が思い描いていた通りの男性でした。しかも知り合って間もなく彼女はその男性にプロポーズされたそうです。この手紙は新婚旅行先から届いたものでした。

人は皆、心を持っています。その心の中に潜在意識と顕在意識が存在するのです。あなたの考えることは何度も潜在意識の中に入り、その考えに沿った結果を与えてくれます。潜在意識こそあなたの感情や考えをそのまま表現する心です。そして潜在意識はある考えをいったん受け入れると、すぐさまそれを実行しにかかりますから十分気をつけなくてはいけません。あなたがどんな考えを持っていてもあなたの内なるスピリットの法則に従って潜在意識は中立的立場から思い通りの結果を与えてくれます。

つまり、潜在意識は善悪という判断から結果を与えるのではなく、あなたの考えに忠実に従うだけなのです。ですからあなたにとってメリットになることをあなたの望むことを心から考えるならそれらをあなたに体験させてくれます。潜在意識にあなたの考えを受け取らせることができたとき、健康も愛も地位もあなたが欲しがるすべてのものを手に入れることができるでしょう。

ある1つの考えが潜在意識に到達すると、その情報が確実に脳細胞にインプットされるそうです。この事実は心理学者や精神分析医も認めています。するとあなたの中の無限のエネルギー、そして知識はこの内なるスピリットの法則に同化し、すべてを可能にしていくわけです。何か新しいことを達成させることだけに限らず、あなたに起こるさまざまな問題を解くカギともなってくれます。その結果が目に見えてくるのにはもちろん個人差があります。それぞれその人のレベルに応じて見えてくるでしょう。

顕在意識と潜在意識の違い

よく聞いてください。わたしたちには顕在意識と潜在意識という2つの異なる心があるわけではないのです。顕在意識というのは、あくまでも思考したり選択したりする心のことで、例えばあなたが恋や仕事や友達を選ぶときに使う意識のことです。一方、潜在意識とは肉体的生命活動、いわゆる、呼吸、消化、循環作用といった無意識の元に働いているものと考えればわかりやすいででしょう。顕在意識のように自ら思考することはなく、葛藤することもあります。顕在意識から流れる考えに従って結果を作り出します。あなたの考えが正しいか正しくないか良いか悪いかの判断で結果を与えるわけでもありません。あなたの考えが良かろうが悪かろうが心に思い描いたことが実現されていくのです。

潜在意識に対するある実証

潜在意識について心理学者たちは数々の実験を行っています。その結果からも潜在意識には自ら選択や比較判断する能力がないことが分かりました。それはどんな暗示でも受け入れるその暗示通りの反応を示すことが実証されたからです。その時の実験例を挙げてみましょう。
ある人にあなたはナポレオンボナパルトですと暗示をかけ、そして今度はあなたは猫になりましたとか犬になりましたとか言ってみます。すると、その人は言われた通りのものになりきってしまいます。また4人に全く異なる内容の暗示を同時にかけてみます。

1人には背中がかゆいという暗示、
2人目は鼻血が出ているという暗示、
3人目にはあなたは大理石の像だと言い、
4人目には雪山で凍えている

という暗示をかけてみるのです。

各人はそれぞれ与えられた暗示に対する反応をみせました。実に面白い結果ですが、これは潜在意識が状況や環境を判断して反応するのではなく、顕在意識から出された内容に応じているということを明らかにしています。だからこそあなたは常にポジティブ、積極的な考えを持つように心がけなくてはいけないのです。


潜在意識が良し悪しを判断しているのではないのです。超能力と呼ばれるもの、例えばあなたがロサンゼルスに旅行し、その風景や建物、街並みに感激したとしますね?こういった自分以外の対象物から五感を通して受ける気持ちや意識のことを顕在意識、客観的精神といいます。つまり、顕在意識は観察と体験と教育で培われていくものなのです。一方潜在意識は第六感といわれる直観によって感知されるもので、主観的精神と呼ばれています。そして主観的精神は客観的精神が休止状態のとき、ハッキリと現れるのです。

いわゆる、超能力ともよばれている透視能力や読唇能力はこの主観的精神が持つ能力のことです。その外にもハイエナのように精神が自由にあなたの行きたいところ、見たいところに飛んでいき、情報も使えることができます。通常の客観的伝達手段を用いなくても主観的精神で互いに了解しあうこともできます。テレパシーはそれです。

潜在意識は自己主張しない

あなたがネガティブな考えを持っていたとしても潜在意識はそれについて判断も意見もしません。ただ、それなりの状況や体験や結果を実現させるだけです。ですから今まであなたに起こったことはすべてあなたの潜在意識に刻み込まれたことの現れなのです。もしあなたが自分にとってネガティブな観念を植え付けてしまっているとしたら今すぐそれをポジティブな方向へ切り替えることです。そして何度も自分に言い聞かせることです。潜在意識の思考習慣は知らないうちに潜在意識に刻印されていますから、ポジティブに考える習慣があればそれはすべてあなたにとって良い影響をもたらしことになります。でも、もしあなたに恐れや不安というネガティブな感情があるなら、今すぐそれを捨て、潜在意識の力を信じるようにしてください。そうすれば潜在意識は内なるスピリットに従い神と同化することができます。そして あなたが望んだことを与えようと活動し始めるでしょう。

潜在意識は暗示を受けやすい

今まで話してきたことは十分理解していただけましたか?潜在意識は 顕在意識の与えたイメージに反応するだけのことで、自ら選択したり判断したりすることがないということです。すると顕在意識はあなたの潜在意識にマイナスになるような考えを受け入れないようにするための門番とも言えますね。潜在意識は暗示を受けやすいのです。例えば船旅の途中、気の弱そうな乗客にこんなことを言ってみます。「大丈夫ですか?顔色があるようですよ。きっと船酔いで。あなたのお部屋に連れて行ってあげますから部屋で休まれた方がいいですよ」 そう言われると実は毒も具合が悪くはなかったのにその人はその言葉を聞くと船酔いの自覚症状を感じ出すようになります。 これがいわゆる暗示というものです。

暗示にかかる理由

一つの暗示に対する反応は人それぞれです。今挙げた例のように、船に乗り慣れない乗客であれば簡単に暗示にかかり自覚症状も出るでしょう。ところが同じことを乗組員に言ってみたらどうでしょうか?ジョークだと笑うか、あるいは不愉快に思う船員もいるかもしれません。辞書には「暗示とは他人の心の中に無意識の内にある観念を植え付けること」とあります。つまり、ある考えや観念が受け入れられ、実行される時の精神的プロセスを意味します。ただし顕在意識の意志に逆らって潜在意識にある観念を植え付けることはできません。言い換えれば 顕在意識は与えられた暗示を拒絶することができるということです。これはとても重要なことですから忘れないでください。乗組員が暗示にかからなかったのは、自分が職業柄、船酔いなどするはずがないという強い信念があったからです。だから彼の顕在意識が船酔いという暗示を拒絶し、潜在意識まで届かなかったわけです。ところが気の弱そうな乗客の方は暗示にかかり、船酔いに対する恐怖と不安が呼び起こされてしまったわけです。つまり顕在意識がそれを認めたために、何でもなかったはずの彼が潜在意識の働きで自覚症状を感じてしまったわけです。私たちは誰でも心に不安と恐怖、信念と意志を持っています。そしてこれらが私たちを支配しているのです。暗示はあなたの顕在意識が受け入れない限り、何の力も持ちません。ですから 顕在意識を常にポジティブなものにしておくことが大切なのです。

不思議な出来事その1 代償

わたしは 2、3年ごとにわたしの作った論文親授フォーラムで講演を行っていました。ある日、ここの所長イヴリンフリート博士が新聞に掲載された暗示についての記事をわたしに話してくれました。それは 不治の皮膚病と関節炎に苦しむ娘を持つ男の話でした。彼は苦しむ哀れの娘の身体が治るなら自分の右腕をなくしても構わないと2年間も願望の入力を行い続けていたのだそうです。ある日彼は事故で右腕が肩からもぎ取られてしまいましたそれと同時に、不思議にも彼の娘の不治の病はすっかり治ってしまったのだそうです。そんなことがあるのかと不思議に思うかもしれませんが、潜在意識の持つ力に不可能なことなどありません。いいですか?潜在意識にジョークは通用しません。すべてあなたが望む真実だと理解し、事を成すことを忘れないでください。

不思議な出来事その2自己暗示出来事

自己暗示とは 自らが自分の心の中にある観念を植え付けることです。ハーバートパーキンの記した自己暗示という本に面白い例がありましたので紹介しましょう。ある日ニューヨークに住む Aさんが、シカゴの友人 B さんの家を訪ねた時のことです。ニューヨークとシカゴでは1時間の時差がありますから、Aさんの腕時計は B さんよりも1時間進んでいました 。A さんは自分の腕時計を見て「もう12時だ」と呟くと、それを聞いた B さんはお腹が空いたから昼食をとりにいこうと Aさんを誘ったそうです。その他にも自己暗示は自分の中のネガティブな感情を消すときにも使われます。オーディションを受けた若い歌手のことです 彼女は以前にも3度ほどオーディションを受けたことがありました。ところが不安と緊張で彼女は3度とも失敗してしまいました。「私の歌は気に入ってもらえないかもしれない。 きっとダメだわ。落とされるに違いない」そんな気持ちが彼女の自信を喪失させ失敗させてしまったのです。それで彼女は今回は同じ失敗を繰り返すまいと1日に3回、ある自己暗示をかけることにしました。アームチェアにゆったりと腰を下ろし、全身の力を抜きリラックスしてこう心の中で唱えるのです。「私はきっと上手く歌える。落ち着いて平静にいつものように堂々と歌える。そしてみんなを感動させるのだ」3回のうち1回は寝る前に、あとの2回もできるだけ心も体もリラックスした状態で行いました。リラックスして行うのが一番のポイントなのです。心が受動的になって暗示を受けやすくなるからです。彼女はオーディションの日まで毎日欠かさずこれを自分に言い聞かせました。そしてトートオーディションに合格することができたのです。

不思議な出来事その3奇跡

75歳になるある女性が 次第に衰えていく記憶力を悲観していました。ところがある日からそのことを気にする代わりにこう考え始めたのです。「今日から私の記憶力は若さを取り戻しどんどん向上していく。そして今までよりも、もっと記憶力が良くなる。3週間後、彼女は自分でも驚くほどの記憶力を得たそうです。

不思議な出来事その4 性格改善

いつも不機嫌で癇癪を起こしやすい人というのは自己暗示にかかりやすいことが分かっています。次の言葉を1日数回繰り返せばすぐに効果が出ます。「私はこれからもっと人間的に丸くなっていくんだ。常に明るく陽気に精神的にも安定した日々を送っていく。そして誰からも愛され理解ある人間になるんだ」この言葉を繰り返してください。

暗示による恐るべき効果

自己暗示に対して他人から受ける暗示を「他者暗示」と言います。暗示は今まであらゆる時代にあらゆる国の人々の生活や思想に大きな影響を及ぼしてきました。私たちの多くは子供の頃から悪い暗示を与えられてきています。そして知らず知らずのうちにそんな考えに支配されてきているのです。例えば「こんなことできるわけないよ。お前なんかろくな人間にはならないよ。そんな事は言ってはいけない。どうせ失敗するに決まってる。チャンスがなかったんだ。みんなアイツのせいだ。結局世の中自分の力じゃなくコネなんだよね。 努力をするだけ無駄なんだ。今からやってももう遅いよ。あぁもうダメだ。愛なんか嘘っぱちだ。もう誰も信じられない」 以上のようなネガティブ、消極的な言葉の数々です。もし、あなたがまだこれらの考えの中にいるのなら、その考えを修正しない限りあなたには成功や達成は有り得ません。なぜなら、過去に潜在意識に刻み込まれた悪い暗示が私生活と社会生活に不幸をもたらすからです。そういう否定的他者暗示から真実の自分を取り戻し、力を与え、すべてを可能にすることができるのが自己暗示です。

否定的暗示は形成できる

いつの新聞でも構いません。開いてみると失敗、恐怖、不安などの原因になりそうな記事がたくさん見つかるでしょう。そしてそれを鵜呑みにしてしまえば、あなたは生きる意欲さえ失いかねないでしょう。ところが、あなた次第で全てが変わるということを知っていればどんなネガティブな情報を得てもあなたの人生観は変わることはないはずです。いいですか?否定的な他者暗示に影響される必要はありません。子供の頃には誰もはそれに悩まされるものですが、それを与えていたのは両親や友人や教師だったことが思い出されるでしょう。では、これらをよく考えてみてください。きっとそのほとんどは何の根拠もないことが分かるはずです。つまり この種の他社暗示はあなたの考えや感情、行動を規制しようとした人たちがあなたをコントロールするために用いていたに過ぎないのです。

不思議な出来事その5死を認めた男

これは他者暗示の一例ですが、わたしの親戚で水晶占いをしてもらうためインドまで行った人がいました。その占い師に「あなたは心臓を患い、次の新月死ぬだろう」と予言されたのです。彼はその話を親戚中に話して回り遺書まで用意しました。彼はわたしにその水晶占い師の神秘的な力とその予言は絶対的なのだと言って聞かせました。このとき、すでに彼の潜在意識にはその恐ろしい予言が到達していたのです。案の定、他者暗示に彼の自己暗示までもが加わり 彼は死を遂げてしまいました。彼は実際インドへ行く前は至って健康で丈夫でした。それが占い師によって非常にネガティブな暗示を与えられ、彼は変わってしまいました。自分が死ぬことを信じ、周囲にもそれを言ってまわっていたのです。これは顕在意識が彼の死、つまり死への恐怖と死の予言を認め、信じたために潜在意識が彼にその死を与えたわけです。本当は彼の死を予言した占い師には何の力もないのです。だからもし彼が自分を支配するのは自分自身の考えと感情だという心の法則を知っていたなら 占い師の言った言葉などはねのけたに違いありません。他者暗示はあなたがそれに力を与えてやらない限り、あなたに対して何の力も影響も及ぼすことができないものです。あなたは常に 自分で選択していることを忘れないでください。自分にとって正しいと思うことを選ぶことです。他人の意見に惑わされることなく、自分にとって最善の環境や状態を考えればいいのです。

潜在意識の3段論法

私たちの潜在意識は何らかの前提のもとに働き結果を下します。例えばこのような理論があった場合、

1.すべての形あるものは変化していく
2.エジプトのピラミッドは形あるものだ
3.ゆえにいつかピラミッドも変化し、移りゆくだろう

この三段論法の1番目が大前提で、3番目が結果です。そして潜在意識もこの三段論法のように働くのです。ある年の5月、ニューヨークで開かれた心の科学についての講演に出席した大学教授がわたしにこう言いました。私は健康も富も友人までも失い、私の人生にもう何も残されてはいない。私のやる事は何もかもうまくいかないのです。 私は彼に、潜在意識が無限の力を持ち、それを活用するなら不可能なことなど何一つなく、欲しいものは全て手に入れることができるという前提に立って物事を見るようにとアドバイスしました。彼は素直にわたしの言葉に従いました。自分の望む生活を頭の中にイメージすることを始めたのです。これが彼にとっての大前提でした。 私は無限の力を持つ。その力のもとに私の望むものは必ず手に入る。 愛も平和も富も。だから私は常に潜在意識に呼びかけていよう。その後、彼は私に手紙をくれました。わたしはこの言葉を1日に何度も繰り返し、潜在意識に沈めていきました。おかげで私の人生はすっかり好転し、心に描いていたことが一つずつ実現しています。本当にあなたに出会えたことをうれしく思っています。という感謝の手紙だったのです。

全知全能の潜在意識

潜在意識は全知全能です あなたが心に思い描くことの回答もその結果も、すべてあなたに与えることができますですから、あなたと議論もしなければあなたに意見もしないのです。あなたが、「私にはできない。今更遅すぎる。俺は何をやってもダメなんだ。自分には何一つコネがないと。こんなネガティブな事ばかり考えていると当然、潜在意識は それに反応し始めます。そしてあなたをダメな人間に仕上げてしまいます。また ひどい人になると病気やノイローゼを起こしますが、これは潜在意識があなたの問題に対しての回答を出そうとするときにあなたがそれを拒否するからです。そうすると精神的にも感情的にもバランスを崩おかしくなってしまいます。いいですか?すべては良いことのためにあるのです。何事も良い方向へ向かっているのです。あなたが良いことのために潜在意識に役立ってもらいたいなら、それに見合う要求を出すことです。あなたの 心臓の働きや呼吸をコントロールし、指のケガを治すのも潜在意識です。常にあなたが生きるための力を与えてくれるのです。あなたが自分で思い込まない限り、悪い方向には進みません。あなたが何かの問題に出くわしたとき、その回答を求めるのなら潜在意識は答えてくれます。しかし潜在意識は、直接あなたに意見をしたりしませんから、あなたが気付き、顕在意識で認識するまで待っています。でも、あなたが深く深く自問自答を試みると突然 スーッと一つの光の様なものがあなたの中に現れるでしょう。そう、ひらめきです。それこそが潜在意識の答えなのです。その閃きを得たいなら常に心にこう思うことです。「私の潜在意識はその答えを知っている。今私に応えようとしているはずだ。すべての答えはわたし自身の中にあるのだ。焦らず、じっと信じて答えを待てばいいんだ。

セッション2のまとめ

第一にあなたの考えでいることはそのまま結果として現れます。ネガティブな人生を送るかポジティブな人生を送るかはあなたの考え方一つです。第二に潜在意識はあなたに何の意見も反対もしません。あなたの思うことを全て真に受けますから、あなたのためになることを望んでください。第三に、あなたは常に選択の場に立っています。幸福か不幸か、健康か不健康か、明るい人生か暗い人生か。あなたの人生は無意識にあなたが選択してきたものの現れなのです。第4に潜在意識はは 心の門番です。潜在意識にネガティブな感情が流れ込まないように見張っています。頼もしい門番を心にも持っています。第5に他人の言うことはあなたには何の影響も及ぼしません。唯一の力はあなた自身の考えです。他に惑わされず自分をしっかり持つことです。第6に自分の言葉に気をつけることです。潜在意識にはジョークは通じませんから、「もうだめだ」とか「生活していけなくなる」とか決して言ってはいけません。なぜなら、それが実現してしまうからです。第7にすべては良いことのためにあります。自然の力は生命のため良いことのために向いています。あなたが悪い方向に向けない限り、良い方向へ進むのです。自然の力を大いに活用してください。第8に「私にはできない」を「私には何でもできる」と今すぐ言い換えることです。不安と恐怖心を克服し自分の無限の力を信じることです。第9 あ人に植え付けられた恐怖や不安から出発してはいけません。自然の力と自分を信じて出発することです。自分自身が本当に望む考えに従って選択し決断してください。第10にあなたは自分という船の船長です。健康と幸福と豊かさへの進路に向かって船を進めてください。あなたの顕在意識が認め信じたことはどんなことでも実現してしまうことを忘れないでください。

あなたが今まで経験してきたすべてのデータは、あなたの潜在意識の中に完全に保存されています。 例えば人の名前だとか旅先での風景や出来事など。いつでもその中から取り出すことができるようになっています。また、あなたの肉体のメカニズムを司っているのも潜在意識です。パンを一切れ食べるとそれは血や肉になるように、潜在意識はあなたが生きていく上でのあらゆる面で重要な作用を及ぼしているのです。

しかもこの潜在意識は休むことも疲れることも知りません。常に働き続けています。ですからあなたが床につく前にあなたの願いを唱えてみればきっと潜在意識は奇跡を与えてくれます。その奇跡の根源は宇宙のエネルギーです。無限の力と可能性は宇宙エネルギーの一部なのです。つまりあなたの波長が宇宙のエネルギーと同調したとき、その無限の力や可能性が奇跡を起こさせるわけです。理想や愛や願望というのはあなたの潜在意識の一種の表れだと言っていいでしょ。例えば、シェークスピアやギリシャの彫刻家フィディアス、マドンナの絵を描いたイタリアの画家ラファエロ、そしてあのベートーヴェンがそれぞれの世界で名を上げ、人々に賞賛されたのも彼らの理想や愛、そして願望を潜在意識によって現実化させたからです。

一方医学の世界では、消毒していない器具を使い しかも麻酔無しといった現代では想像もつかない手術を実際手がけた人がいました。1843年~46年にかけてはエーテルなどの近代的麻酔薬はまだ発見されていませんでしたから、完璧な状態で手術に臨むことなどできない時代でした。しかしそんな中で腫瘍やがん摘出などあらゆる手術を行っていた偉大な医師がいました。彼の名はジェームズ・エスデイル、スコットランド 人です。その不完全な設備の中で彼が手がけた大手術はほとんど成功しています。もちろん手術中に死者を出すことも一度もありませんでした。では、衛生的にも不備で麻酔もない状態で一体どうやって大手術を成功させたのでしょう?エスデイルは全てのシューズを精神麻酔だけで行なっていたのです。患者を催眠状態にして苦痛もなく感染や腐敗が決して起こらないことを患者の潜在意識に植え付けました。手術中、患者が苦痛に耐えきれず、死ぬこともなく手術後も順調に回復していったのはエスデイル医師の暗示に患者達の潜在意識が反応したということに他なりません。今から百数十年も前に、一外科医がこのような数々の奇跡を起こしていたというのは全く驚きです。しかしあなたにも自分でも気づかない力が備わっているのです。例えば透視能力だとか知能能力、テレパシーなど、これらの現代科学では説明しきれない人間の五感を超える力、または超自然現象というものはあなたの内なる力が引き起こしているのです。これらはすべて潜在意識の力によるものです。あなたがこの力を信じればその力はもっともっと強くなり、あなたに喜びを与え続けるでしょう。

あなたの考えがあなたを創る

あなたが自分の内面に書き記したことはあなたの行動として現れてきます。つまり、あなたが考えたり心に描いたりしたことはあなた自身が実際に環境や状態、出来事として体験するということです。それは主観と客観、または見える部分と見えない部分、考えと表現のように2つの面から成り立っています。あなたの考えや思いを受け入れるところは脳です。顕在意識はこの脳の働きによるものです。この顕在意識が何らかの考えを受け入れると今度は精神の脳とも言われる、胃の裏側にある太陽神経叢に送られます。潜在意識はここにあります。そして、あなたの前に実体験という形で表れてきます。先にも述べましたが、潜在意識は議論も反論もせず、ただあなたが心に思うことを実現させるだけです。ですから脳から送られてきた思考が 太陽神経叢に入り最終的な結論として受け取られると、それが体験という形で現れるわけです。アメリカの有名な随筆家、エマーソンが「人は自分が1日中考えているそのものである」と言っていますがそれはこういった意味を指しているといいます。

現実は潜在意識が生み出すもの

あなたの潜在意識には泉のように常に知性が湧き出しています。これは生命の法則とも呼ばれ天地を揺るがすほどの力を持って潜在意識に刻み込んだことを実現させる働きがあります。ですからあなたはいつもポジティブで前向きな考えを刻むことが大切なのです。現在、世界中で多くの混乱や参事があちこちで起きているのは、私たちが自分の持つ力を真に理解していないためです。顕在意識と潜在意識の相互作用についての知識がないからです。この2つの意識をうまく活用し調和をとることができるなら、この地球上から病気も争いもなくなるでしょう。そして栄泉の幸福と愛と健康を得ることができます。キリストや 釈迦や老子など 深い悟りを開いた預言者たちは共通して同じことを説いています。「内の如くまた外も。上の如くまた下も」ということです。つまり、潜在意識に刻印されたものは現実を通してあなたの目に映るわけです。

この大自然の法則には作用、反作用の原理があります。そしてこの原理は絶妙なバランスで入ってくるもの、出ていくものを等しく保っています。あなたがこのように生を受け、存在する限りこの大自然の法則、すなわち宇宙の法則に従わなければいけません。もし、あなたがネガティブな考えを内に持っていると、それも宇宙の法則に従い外へ出て行こうとするでしょう。恐怖や情緒不安定といった内面的な状態だけでなく、心臓病だとか潰瘍といった病気に姿を変えあなたも外面に出てくるわけです。あなたは、自分についてどう感じていますか?あなたの今の健康状態、経済状態、友人関係、社会的地位など、新たに関わる全ての現在の状態はあなた自身が考えいることの表れなのです。あなたが感じた事は全て心に刻印され、そして潜在意識はあなたに実体験という形で応えています。私たちは今まで何度もネガティブな感情に苦しめられてきました。怒ったり恨んだり嫉妬したり恐れたり。。。これらの感情はみな、自分以外の者に向けているはずなのに結局自分が一番苦しみ傷ついています。 これは潜在意識にとって毒です。私たちが生まれてきた時はこのような毒は持っていませんでした。潜在意識はまっさらのままでした。だからこそ子どもは無限の可能性を秘めていると言われるのです。大人になるにつれて私たちはこの毒に犯されてしまいます。ですからこの毒を取り除くことです。ネガティブな感情を消しさり、常に何事もポジティブに感じることを考えることです。そうすれば毒に侵された毒はすべて洗われ、思い出すこともなくなるでしょう。

肉体の故障は肉体の創造者が治す

40年以上も前のことです。私は悪性皮膚炎にかかっていました。医者の治療ではその進行を止めることができず悪化していくのただ手をこまねいて見いるだけでした。ある日、私の友人で心理学に造詣の深い牧師が聖書の一部を見せ、こう説明してくれました。「汝の書き物の中には、絶えず作られたる我がやからのものすべて書き記されたり。未だその一人もおらざる時にも」。

まず、ここで言っている書き物とは、私たちの体を形成した潜在意識のことなんだ、と彼は言いました その潜在意識が君の体をつくったのであれば、その肉体の故障や不完全を治すことができるはずだ、というのです。彼は 私の前に自分の腕時計を差し出し、「これを見て、マーフィー。この時計は誰かの手でつくられたものだよね? この時計を作った人はこの時計の細部まで知り尽くしているはずだ。だからもしこの時計が壊れたとしても、きっと治せるはずなんだ」と言いました。この時計が私の体だったとしたら、時計を作った人というのが潜在意識となります。すると潜在意識は、私の肉体の機能や作用の細部にわたるまで知り尽くしていて、それを癒したり 修復したりは当然できるということになるわけです。ただし、そのことを私が潜在意識に改めて認識させる必要がありました。私は毎日数回、繰り返し「治りたい」という願望を入力したのです。私の肉体は潜在意識によって造られました。私の肉体組織もすべてを作り、管理しています。今、私の体に故障が起きていますが潜在意識はそれを発見し、すぐに癒しにかかるでしょう。今も少しずつ修復されているのを私は知っています。3ヶ月後、医療では治せなかったこの皮膚病も、私の内なる力で完全に治してしまったのです。このとき私がやったことは健康と美と完全という自己暗示をかけ、ネガティブな創造や考えを消し去っただけです。ネガティブな考えや感情が心の中にない限り肉体には何も現れないものです。ですからポジティブな気持ちで心を満たしていれば 永遠に健康と平和でいられるのです。これこそが治癒の根底にあるものです。

潜在意識と生命の仕組み

潜在意識はあなたがどんな状態にあろうと絶えず働き続けています。呼吸して新鮮な空気を血液に取り入れるために肺や心臓などの呼吸器官を働かせています。消化器官や感覚器官なども同様に生命を維持させるための働きをしています。あなたが眠っていようと目を覚ましていようとあなたの髪や爪も伸びています。しかも専門家によると眠っているときの方が肉体は成長しているのだそうです。またあなたは精神面で気になっていることが夢に出てくるといったような経験をしたことがありませんか?世に名を残した科学者たちは、よく自分たちのぶつかった難問を夢の中で解決したそうです。顕在意識は、ときどき潜在意識が行っている活動に対して不振や不安を抱くことがあります。これでは折角調和しているあなたの色々な働きを自ら崩してしまうことになりますね。もし心が乱れ、調和を崩しかけたら、心を無にしてリラックスしてください。そして潜在意識にこう言い聞かせてください。自然の秩序に従っている限り自分は乱れることがなく平和で調和が取れていると。すると、潜在意識はその言葉通りに反応し、あなたの身体を再び元の状態に戻してくれるでしょう。人の体は 実に不思議で神秘的です。例えば、あなたが毒を飲んだり悪いものを口にしてしまえば潜在意識は直ちにそれを拒絶し、体の全ての機能を働かせて取り除こうとするでしょう。あなたの生命を守り、維持させ、あなたの真に望むことを実現させるのは潜在意識の任務だからです。その神秘的な力をあなたが信じることができれば、あなたに奇跡が起こります。

あなたの潜在意識は常に働いているということを頭に入れておいてください。ただしその活動は目で見ることができません。あなたが感じることができるのは顕在意識のほうです。顕在意識と潜在意識は結局のところを繋がっているわけですから最善を期待しながら顕在意識にあなたの考えを強く持たせてください。そうすれば、潜在意識はあなたの考えに沿った結果を表しています。水がその器によって様々に形を変えるように生命の源である潜在意識もあなたの考えに応じて形作られます。それがあなたに喜びを与え、 成功へ導いてくれると信じていたなら、あなたは成功を手にし、喜びは絶えることがないでしょう・

生命の原理と

フランス、ルルドの医学調査記録に、ビールという目の不自由な婦人が再び光を取り戻したとあります。このルルドはフランス南西部の巡礼地で「奇跡の地」とされているところです。1858年、この地の貧しい粉屋の娘ベルナデッドスレビーが聖母マリアを目撃し、彼女の触れた岩から泉が噴き出したと言われています。その出来事以来、数々の軌跡がここで起こっているからです。あまりに多くの奇跡が起こったのでその調査のための特殊医学機関も設けられているほどです。その話を聞きつけたビール夫人はルルドへ向かいました。するとそこで彼女にいわゆる奇跡的な治癒が起こったのです。1955年の11月、ある雑誌にビール夫人について次のような記事が載っていました。何人もの医師が繰り返し検査した結果彼女の視神経は死んでいると断言されました。ところが信じられないことに可能ではルルドで再び視力を取り戻したのです。1か月、今まで何度となく受けた検査を再び受けてみるとビール夫人の視覚機能は正常になっていたのです。私も数回、ルルドを訪ねることがありますが、やはり同じような治癒の例を見てきています。このような例は ルルドに限らず またどんな宗教、宗派に限らず世界中のあちこちの聖地と呼ばれるところに見られています。つまりビール婦人をはじめ、これらの例は聖地によって癒されたのではなく心に強く信じていたことが結果として現れたに過ぎません。信念は潜在意識の中の思想です。あることを真実として受け入れることができれば潜在意識は宇宙の法則に従ってそれを実行するだけです。ビール夫人は奇跡のうちルルド行けば必ず自分にも奇跡が起こると堅く信じていたにちがいありません。その強い信念に潜在意識に応えたわけです。目をつくったのが潜在意識ですから 機能をなくしたものを復活させることができるのは当然のことなのです。生命の原理とは自分の作ったものは再び作り直すことができるということです。

健全な心に健全な体

私の古くからの友人が南アフリカのヨハネスブルグに住んでいます。その彼から潜在意識の力を使って奇跡的な事が起こったという手紙が送られてきました。それによると、彼は肺がんということだったのですが、しかし現代医学では諦める他なかったその病気を彼は自分自身で完治させたのだそうです。彼のその方法は自己暗示によって潜在意識の力を全開させることでした。まず 身も心も十分にリラックスさせます。つま先から膝、腰腕肩頭と一つ一つ力を抜いてい完全にリラックスした状態を作ります。そして 次のように暗示をかけます。今私は完全が健康を取り戻そうとしている。私の潜在意識の力でそれを取り戻すことができるか。宇宙は完全であるようにご中の中の一部である私も完全だ。私の潜在意識は常に宇宙のエネルギーと通じている。私の肉体は潜在意識の力によって完全になる。

彼はこの暗示を繰り返すことによって自分の体の中からその病を追い払い、健康を再び取り戻したということです このように自己暗示にかける方法ともう一つはイメージを描く方法があります。機能障害を起こして身動きがとれない人に私はイメージを鮮明に描くことを勧めました。例えば 会社の中で一生懸命仕事をしている自分の健康な姿をイメージしてみる。それも、ごく細かな部分までイメージするようにアドバイスしました。机の引き出しを開いてみたり、電話や来客の応対などに使用の業務のことを全てイメージするようにです。彼は自分が張り切って仕事をしながら毎日を振っているところをイメージしていると胸がワクワクしてきたそうです。顕在意識は 映写機と同じです。映写機から映し出された生き生きとした自分を見ると、潜在意識がその姿を現実のものとするために働き始めます。彼がそのイメージトレーニングを始めて数週間後のことでした。家族全員が外出中に電話がかかってきたとき、彼は自分の力で4メートル離れている電話のところまで歩き、受話器を取ることができたのです。彼のイメージが潜在意識に到達し、彼の望みを叶えるために力を発揮したわけです。彼も機能障害の正体は心の障害だったのです。そのため脳からの命令を足まで到達させることができなかったのですね。心の障害さえ取り除けば私たちの身体はとても素直に答えてくれます。

セッション3のまとめ

第1に潜在意識は肉体をも支配し、生命活動を維持しています。
第2に、眠る前にあなたの願いを唱えてごらんなさい。奇跡があなたに起こるでしょう。
第3 に、あなたが思うことはどんなことでも、あなたの人生の過程として、経験として表明されます。ですから 潜在意識に流れ込む思想を注意深く見張らなくてはなりません。
第4に、内なるスピリットの法則には、作用反作用の関係があります。あなたの考えることが作用 その考えに対する潜在意識の答えが反作用です。
第5に、挫折は失望から始まります。あなたがネガティブなことばかり考えていると潜在意識はそれに反応するので自分の夢や願望を放棄することになってしまいます。
第6に、あなたの潜在意識の力を100%信じていれば生命の原理または、内なるスピリットの法則に伴って 完全な調和を吐かれるでしょう。これはすべての争いを解消します。
第7に、心配、不安、恐怖などの感情はあなたの体のリズムを崩してしまいます。ですから常に完全な肉体を望むことです。あなたの全機能は再び正常なリズムを取り戻すことでしょう。
第8 に、顕在意識を最善の期待で満たすことです。そうすれば潜在意識が忠実にその考えに沿った結果を与えてくれます。
第9に、あなたの望むことをイメージしてください。自分のなりたい姿てやりたいことを細かく頭に描いてみるのです。そうすると、それが潜在意識に受け入れられた時、そのイメージ通りの自分になっているはずです。

古代から、宗教も文化も異なるさまざまな国で共通する一つのことがあります。それは病人が出たときの対処の仕方です。医学などがまだ発達していない時代では人々は祈祷師だとか神、仏、お守りなどにすがっていました。 しかも病気を治せる人というのは選ばれたもので、神から不思議な力を与えられていると考えられていましたから、国や宗教でその儀式は違うものの、どれも神に祈ることでその目的を達成させていたのです。この祈りが一種の暗示なわけです。例えば、古代ヘガテの女神が夢に現れればどんな病気でも癒やされるという言い伝えがありました。そこでこのヘガテの女神を夢に呼び出すための儀式が生まれました。新月の夜、トカゲと松ヤニと乳香とを混ぜ合わせ、突き砕き、そして祈るのです。この気持ちの悪い儀式が、より潜在意識に暗示を受け入れやすくするわけです。儀式の後、眠りについた人々は、夢で ヘガテの女神を見て目覚めると病気が癒されていたということです。

また 古代寺院の司祭たちは患者達を催眠状態にし、あなたが眠っている間に神が訪れあなたの病気を治してくれるでしょう、と暗示をかけていました。皆は神は絶対だと信じていましたから、神が訪れたということで彼らの病気は治ってしまうわけです。現代においても正規の医術による治療が失敗した時、このような神秘的な力を持つ治療師によって回復したという実例は数多くあります。これはその治療師によって病人の潜在意識の中の治癒力が解放されるからです。このように治癒力を開放状態にするために用いられる一見不思議な治療や薬の存在がヘガテの女神の例と同じく暗示を受け入れやすくするわけです この時の顕在意識、潜在意識の関係については次のセッションで詳しくお話することにしましょう。

聖書は潜在意識の仕様書

聖書の中に次のような言葉があります。「そこであなたがたに言うが、なんでも祈り求めることはすでに叶えられたと信じなさい。そうすればその通りになるでしょう」。つまり私たちが望み求めていることはすでに達成されていると言ってますね。真実だと受け入れたことは必ず将来実現されるということです。しかしこのテクニックが成功するか否かもあなたの考え方次第です。一つの考えに自信を持ち、確信できるかどうかです。求めるものは必ず手に入るという確信がそれです。欲するものを手に入れようとしている自分や、すでに手に入れた時の自分をイメージすることです。そして 不安や不信などのネガティブな考えを一切持たないことです。聖書に記されたテクニックとはこういったことです。宗教的に聖書を読解していくよりも、むしろテクニックのマニュアルとして読んでいくとわかりやすいでしょう。地に種をまけば、蒔いた種の植物が生えてくるのは当然です。人の心も同じです。ある考えを心に捲けば、それはやがて成長しあなたに結果という形で実を結ばせてくれるでしょう。さらに 聖書の中から一例を出すなら、イエスキリストが目の不自由な人たちに起こした奇跡があります。イエスは 彼らがそばに寄ってくると私にあなたが他の目を治すことができると信じますか?と聞きました。彼らは主よ、信じますと答えました そこでイエスは彼らの目に触ってこう言いました。あなたがたの信仰通り、あなたがたの身になるようにと。すると彼らの目は開かれました。さらにイエスは彼らを厳しく戒めて誰にも知られないように気をつけなさいと言っています。イエスのあなたがたの信仰通り、あなたがたの実になるようにという言葉は彼らの潜在意識に訴えていたわけです。信仰とは、ある意味で人が勝手に考え出した常識だとか理屈だとかを締め出して、潜在意識の力に完全に頼り切ることだと言ってもいいでしょう。だからこそイエスに触ってもらえれば 目が見えるようになるという暗示が生まれ、実際に触れることで潜在意識の力を呼び覚まされ、奇跡が起きるわけです。イエスは魔法を使ったのではなく彼らの潜在意識の力を引き出したにすぎません。 奇跡を起こしたのは彼らの潜在意識だったのです。その後イエスは誰にも知られないように気をつけなさいと言っていますが、これは治った患者たちがあれこれ論議しないようにと命じているのです。というのは その力を信じていない者たちが批判やあれこれ詮索するだろうと予知していたからです。それらの意見や批判は人々の恐怖や不安、不信をもたらします。そのようなネガティブな感情はせっかくの軌跡を台無しにしてしまう恐れがあるのです。目の不自由な人々に限らず、いろいろな病人たちがイエスによって癒されたのは彼らの信仰とイエスの信仰と、そして潜在意識の治癒力とが相乗効果として働いたからです。イエスは 自分の命じたことは絶対だと信じていましたし、 人々も彼の行うことは絶対だと確信していました。イエスと人々の精神が交わったとき、ネガティブな感情や考えは一切取り除かれ、真に望む結果が生み出されたわけです。イエスは自分の命令が人々の潜在意識に対する訴えであること、そして自信と権威を持って語った言葉には潜在意識は答えてくれることを知っていたのです。これこそがイエスの起こした数々の奇跡の実態なのです。

世界の奇跡の真実

世界各地で 様々な奇跡が起きています。私が日本を訪れたときのことです。伝統ある巨大な大仏像を目にしたとき、その深い恍惚の表情で瞑想にふける姿に心が洗われる思いがしました。するとそこへ一人の女性がお経を唱えながら大仏にお供え物をしに現れました。ガイドの説明によると彼女は以前、何かが原因で口がきけなくなってしまったのだそうです。その彼女が、毎日のようにここに来て断食を続けながら 大仏に祈願するとある日突然言葉を取り戻すことができたというのです。彼女は 信仰を潜在意識にまで到達させ、その結果言葉を取り戻すことができたのですね。また 同じような例が私の身内にもありました。結核になった私の親戚は、日ごと悪化するその病状に大変苦しんでいて、そこへ彼の息子が父親の容体を聞き、駆けつけてきました。その時彼は父親にお守りとして指輪を持ってきました。彼が言うにはその指輪は十字架の一片で作られたもので、ヨーロッパのある聖地から戻ってきた修道士に譲ってもらったものだということでした。彼の父親はその指輪を胸に抱き、 一晩中祈り明かしました。驚いたことにその翌日、父親の容態はすっかり良くなっていました。検査の結果もすべて正常でした。しかし その指輪が修道士からもらった十字架で作られたものというのは息子の作り話で本当は道端に落ちていた木片で作られた単なる指輪に過ぎなかったのです。もうお分かりですね。聖地や修道士、さらには十字架そのものが奇跡を起こすのではなく、あなたの信じる気持ち、それによって描かれるイメージこそが本当の力を持っているわけです。彼の父親はその後、その指輪の真相を知ることはありませんでした。もし彼が真実を知ればきっと病気は再発したでしょう。真相を知る人たちにしてみれば、まるでトリックのように感じますが、実際、病気などというものはこの程度のものなんです。信じるということがどれだけ大きな力を持つかという証ですね。

唯一の治療者

今までの話で人間が本来持っている治癒力を活性化させることでいかなる病気も、いかなる傷も治せることは十分理解いただけたかと思います。ただ、国や宗教によって方法は異なりますが、いずれの場合も共通するものがあります。それが潜在意識の働きです。今一度、基本となる心理を思い出してください。あなたには 顕在意識と潜在意識があるということ。潜在意識は暗示によって影響を受けやすく、またあなたの身体の構造、自律神経、五感などの感覚を完全に支配しているということです。今、このプログラムをお聴きのあなた、催眠状態の人に暗示をかければその人がどうなるか、もうお分かりですね。その通り。暗示通りの状態を見せてくれます。

例えば水を入れた茶碗を顔の前に差し出して、これには胡椒がいっぱい入っています。匂いを嗅いでごらんなさいと言えばその人は、その水が入った茶碗に鼻を近づけた途端、くしゃみを始めるでしょう。また 植物アレルギーの人に空の花瓶を近づけても同じようにアレルギー反応を起こします。これは潜在意識によって体の神経や機能が刺激され、実際にそれらの物質を近づけたのと同じ反応を起こすわけです。なぜなら肉体の全機能、全組織をコントロールしているのは潜在意識だからです。ご存知でしょうか ?あのアドルフヒトラーにも奇跡が起きていたのです。1918年、イギリス軍の砲弾の雨にドイツの兵士たちは散々にやられました。命はかろうじで取り留めた人でもその毒ガスのためさまざまな後遺症を残し、苦しんでいました。当時29歳だったヒトラーはその後遺症で目をやられてしまいました。その時は失明には至らなかったのですが、その後回復していた視力が再び 失われてしまったのです。ヒトラーは永久に失明したものと思い込んでいましたが、原因不明の2度目の失明を不審に思ったポルスター博士が催眠術による暗示をかけてみました。すると彼の目はたたで光を取り戻したのです。指圧、整体、はり、お灸など世界中でいろいろな治癒療法が取られています。いずれも潜在意識に刺激を与える手段です。潜在意識の活用こそが根源的な治療法なのです。

ただ一つの真理

いろいろな宗教が、数限りない説教を聞いたところでただ退屈なだけです。この方法だと成果があるから正しいとその方法では成果を上げられないから正しくないとか、そういった問題ではないのです。治療法もいろいろありますがパリで開業したオーストリア出身の医師 メスメルは全く新しい治療法を生み出しました。病人の体に磁石を当てて治療するという方法です。彼は磁石のほかにガラスや金属でも同じ治療を行い効果をあげていました。彼はその治療についてこう説明しています。動物磁気が彼から患者に放出され、それによって病気が癒されるのだ。この治療法は一種の催眠療法でメスメリズムと呼ばれていました。精神科医、心理学者、指圧師、整体師 、そして様々な宗教団体などが治癒力はすべて潜在意識の力を呼び起こしているに過ぎません。彼らは自分の治療法こそが、自分の宗教こそが正しいと主張していますが、どんな場合でも信念と考え方によって、治癒作用は起きてくるものなのです。自信に満ちた期待が潜在意識に強力な暗示として働きかけ治癒力を促してくれるのです。 潜在意識の治癒力は万人に共通です。各人各様の理論や方法あっても真実はただ一つです。それは 潜在意識の力だということです。その潜在意識の力の引き出し方が宗教や治療法によって異なるだけのことです。ですから あなたは潜在意識の力を信じ、後はあなたの好きな方法を選べばいいのです。

バラケルサスとポンポナッツィ

バラケルサスは1500年代の偉大な治療師でした。彼は信仰の効果というのは信じるもの自体が本物であるか否かの問題ではないのです。本物を信じようと偽物を信じようと信仰は同じ奇跡をうむのです、と述べています。そしてこれは立派な科学的事実として今日では明らかにされています。また、そのパラケルサスと同時代のイタリアの哲学者、ポンポナッツィも同じ思想を抱いていました。彼はこのように語っています。信頼と想像が奇跡をいとも簡単に起こさせるのです。聖なるもののご利益による知恵は、その信頼と創造の効果を表しています。例えば病人に道で拾った棒を、これは聖人の杖です。これに祈願した人は必ずどんな病でも治るとされています。試してごらんなさい。そう言ってその杖を渡したとします。病人がそれを本物の成人の杖と信じる限り奇跡は起こるでしょう。そしてヤブ医者と哲学者はそのことを知っているのです。成人の杖が治癒してくれたのだと信じるにせよ 、聖ペトロでなくその像を信じるにせよ、それらはいずれにしても潜在意識に与えられた強力な暗示による結果として表現されているに過ぎません。いいですか?実際に治癒を行っているのはあなたの潜在意識に他ならないのです。

バーネムの暗示療法

フランスの医学博士であるバーネムは潜在意識による暗示療法という医学書を記しています 。その中にどんな治療も効果がない舌が麻痺した男に対して行なった暗示の実験が書かれていました。まず体温計を新しい治療器だと患者に言います。そしてこの機械を使えば今まで治せなかった病気も必ず治るのがと教えます。患者はその機械を口に入れ、数分間治療を受けます。治療といっても体温計を口に含んでいるだけなのです。そして治療を終えて舌を動かすことを促すと、その患者の舌は自由自在に動き出したということです。バーネムはさらにこう続けます。このような例は珍しいものではありません。言語障害が悪化し4週間も口をきくことができなくなった少女にも同じようなことがことが起きています。電気流動機を使い、彼女の喉にしばらく手を当てた。さあ、あなたはもうしゃべれますよと言います。すると彼女はふつうに喋れるようになりました。それ以来二度と言語障害で悩むことはありませんでした。私は生徒たちにこう教えています。言語障害は時として電気治療により回復することがある。それは 電気が暗示的な影響を与えているからだ。バーネムは 患者の信念と期待の力が潜在意識に強力な暗示として働いているから、このような奇跡が起こるのだと述べています。

暗示のなせる技

暗示で体の組織に変化を起こすことは治療とは逆のことでも明らかにされています。バーネムはこんな実験をしてみました。患者の後頭部に切手を貼ります。そしてそれは髪に漆を塗ってはったのだと患者に伝えます。すると切手を貼ってあった部分が水ぶくれになってしまったのです。このようなことは今では世界中のあらゆる医師により実験され 実証済みのことなのです。

ハドソンによる証明

潜在意識が絶えず暗示の力を受け、肉体の機能や感覚状態を完全に支配していることを心霊現象の法則でハドソンが実証させています その中から、エムブルル博士の催眠暗示を取り上げてみましょう。博士がある青年を催眠状態にしてこのような暗示をかけました。あなたは今日の午後4時に再び私の診療所を訪れますそしてそこのアームチェアに腰を降ろし、腕を組みます。すぐと間もなくあなたは鼻血を出し始めます。その青年は 博士に暗示をかけられた通りの行動をした後、彼の左の端から数滴の血が流れ東風てきたと記録されています。また別の人に別の催眠暗示をかけます。先の丸い棒で手術者の腕に彼の名前を書きます。その後 今日、午後4時になるとあなたは眠りにつきます。あなたが眠りにつくと、今私がなぞった通りにあなたの腕に血が滲み、名前が現れますと暗示をかけます。彼を観察していると、確かに午後4時に眠りに付き、まもなく左の腕に彼の名前が滲んだ血によって浮き出てきました。これらはハドソンの心霊現象の法則に記された一部ですが人は心、つまり潜在意識で考えるとおりのものであるということを証明しています。

セッション4のまとめ

第1に、治癒力は潜在意識の持つ力の一つです。
第2に、信念と期待を常に心に持ち続けることです。必ずそれは実現されます。
第3に、 本を書いたり発明したり、健康になることなどは現実的なものです。あなたが無理だとかその可能性を疑わない限り、それらは現実になります。あなた自身を信じることから始めてください。
第4に、愛や誠実や成功を確信すれば 、他人のためにあなたが願いを内なる力に入力しても、その人はあなたの願望通りの結果を得ることができるのです。
第5に、 過去、様々な地で起きた奇跡的治癒、想像力と信仰が潜在意識の力を引き出させたために起きたものです。
第6に、すべても病は気から起こるものです。ネガティブな考えを持たず、またそれに反応する心の形さえ無ければ、肉体は何者にも影響されません 。
第7に、 あなたがいかに健康であっても催眠暗示によってあなたを重病人にすることができます。このことからもあなたの潜在意識の力を知ることができるでしょう。
第8に、治癒作用が働くのは信念があるからです。そして治癒力は潜在意識の一つの力です。
第9に、潜在意識というのは信じる心だけに反応するのです。ですから、たとえ信仰する対象が本物でなくても、あなたの信念に従えばそれでいいのです。

精神的療法

つまり願いによって、心や体の病を癒す方法ですが、これからそのことについてお話ししていきましょう。人は誰でも健康や良い人間関係を作ることを望んでいます。では人間関係を良くするとか、病気を治すといった力はどこから来るのでしょう?それは潜在意識の中から発しています。ですから心の持ち方一つでどんな病気も治せるものなのです。現在、心理学者や精神科医、外科医、内科医、整体医などあらゆる分野の治療専門家がいますね。しかしあくまでも彼らは本来、私たちの持つ治癒力を解放しし治癒を促すことを手助けしているにすぎません。心理学者や精神科医が心の障害を取り除き、患者の健康を取り戻す手助けをしたり、また外科医や内科医が肉体の障害を取り除いて回復の活性化を促したり、といったすべての医療活動は、あくまでも私たちの持つ治癒力の手助けをしているに過ぎないのです。あなたの心や体の病気を治すものは唯一潜在意識の治癒力なのです。あなたが何かな宗教団体に入っていようと、無神論者であろうと、どの国に生まれ育った人であろうと万人に平等にその力は与えられています。あなた自身を見つめてください。心を鎮めてリラックスした状態で自分の中の無限の力を信じ、今、自分は何を求めているのかを問いかけてみます。それが健康であれば健康がほしいと強く念じてみるのです。そうすると心が解放されていきます。心が解放されればあなたの願いは潜在意識に受け入れられやすくなります。次に潜在意識が受け入れたあなたの願いはあなたの肉体上の変化となって現れてきます。もっともあなたの願望実現化しやすい方法は、あなたの望むことを具体的に頭に思い浮かべてみることです。そして すでに現実のものになったのだと感じることです。 あなたが欲しいと思ったものは必ず手に入るのですから。あなたが頭に描いたことは遅かれ早かれ 現実としてあなたの目の前に現れていきます。今お話ししてきたことが現代の精神科学者による精神的療法の基礎的なスタンスです。

自然界の原理と信念

動物や植物、海や山など生命あるものには全て治癒力が働いています。これは自然界の原理で本能として万物が生まれながらにして持っている力です。ですから、この自然界の原理を知りコントロールすることで私たち人類は自分たちの幸福のために役立たせることができます。ただし、その力を利用する手段や方法は色々ありますが治癒作用を促すものはただ一つだけです。それがいわゆる信念です。

信念が作り出す

生命の法則とは信念を持つということから始まります。そして、その信念はいろいろなものを形作っていきます。宗教を例にとれば、世界中にありとあらゆる種類の宗教や宗派がありますが、この様々な宗教もそれぞれの信念の表れなのです。あなたは自分自身について、その信念を通してどのように考えていますか?信念、つまり、あなたが常に意識的にも無意識的にも心に描く考えのことですが、信念によって潜在意識が反応してあなたの生活にその反応の結果を表していきます。あなたにとってマイナスになる事や害を及ぼすことは信じないでください。なぜなら、あなたの心の持ち方一つで、良い結果も悪い結果も売り出すからです。あなたの考えがあなたの人生を作っているのだという、この疑いのない事実に一刻も早く気づいてください。

あなたと潜在意識の一体化が奇跡を生む

願望による療法は、精神療法、または 科学的祈念とも呼ばれています。これは顕在意識と潜在意識を同時に働かせ目的を達成させる方法です。ですから、それを行うとき目的や理由を認識しておく必要があります。例えば あなたが経験してみたいことやあなたの望みを具体的に心に描きます。心に描いた通りのことを手に入れることができたとき、あなたは自分の力を悟ることでしょう。そしてそのテクニックを覚え、磨いていくことであなたの願いは忠実に叶えられていきます。 あなたが何らかの混乱や病気に出くわしたら、その原因はあなたの中の不安や恐怖などのネガティブな感情が引き起こしているのだと考えて間違いありません。ですから、そういう考えをすべて取り除けば必ず完治するでしょう。あなたの持つ治癒力はいつもあなたを良い状態にしようと働いていますからあなたがその力を信じていさえすれば必ず 癒されるはずです。あなたの中に潜む限の知識と力を認め、信じることができたなら、あなたを襲う恐怖や不安は自然に解消されていきます。では、その不思議な力を持つものは一体何かというとそれこそがあなたの中の潜在意識なのです。潜在意識は本来のあなたにある、あなたを支配するすべてです。その潜在意識が、あなたに不利益なことを与えるわけがありません。常にあなたの望みを叶えようとするはずです。その事をあなたの顕在意識で認識することが肝心です。あなたが潜在意識の中の無限の叡智の存在を認めなければ、永遠にその自分の力を知ることができません。なぜなら自分自身を否定していることになるのですから。いいですか?あなたはいつも自分の中の調和を保っていなくてはいけません。そうすればあなたの治癒力はどんどん強化されていくでしょう。

信仰療法の実態

時々信仰によって病気が癒されたという話を耳にしますが、この場合の信仰と私のいう信仰とは少し違います。それは病人の勝手な思い込みだけで結果を生んでいるのです。宇宙の法則を踏まえての進行ではないからです。例えば ブードゥー族では病人を呪文で治すことがあるようです。また聖水を飲むことで癒やされる人もいます。従ってその信者たちはブードゥー教の自分で病気が治ったからこの宗教こそが正しいとか、聖水を飲んで癒されたからその水に神の力が宿っている、というような自分勝手な理屈をつくって、それを正しいものと主張します。ところが、あなたに理解していただきたいことは、どれが正しいとかの問題ではなく、どんなものでも信じさえすれば治癒力は働くということなのです。スイスの医者メスメルについては前にも述べましたが、彼は磁石で病人の体を撫で、病気を治したんだと主張しました。次に彼は動物磁気理論を発表し、彼自身から患者に伝わる磁気の流れに患者を治す力があるのだと言いました。それを聞いた多くの人は彼のもとへ押しかけ、治療を受け、そして奇跡に遭遇したのです。その後、彼はパリに渡りベンジャミンフランクリンなどの科学委員会委員で構成される委員会の調査を受けることになりました。もちろんメスメルの施した治療についての詳しい実態地をさだったわけですが、その報告書によるとメスメルの主張した 主要な事実を認めてはいるものの、磁気流動大雪の正当性を証拠立てるものは何もなかったようです。では患者に起きた奇跡的な治癒効果とは一体何だったのでしょうか。委員会は患者の創造力とメスメルの治療法に対する信仰心からだと報告しています。メスメールの死後、マンチェスターのブレード博士により 磁気流動体の正体が明らかにされました。それは一種の催眠療法であるということです。患者は催眠状態にすることでメスメルが施した奇跡的な治療の様々を磁気を使わずに見ることができたからです。この時、患者の活発な想像力、つまり治りたい、これで直るはずだという顕在意識と治癒力を持つ潜在意識の相乗効果が作用して奇跡が起きたのです 。メスメル自身も患者も宇宙の法則や自分の持つ無限の力によるものだとは気づいていなかったでしょうから。 これは妄信と言っていいかも知れません。妄信というものは実にこれほどの力を持っているものなんです。

潜在意識の力の引き出し方

潜在意識は他からの暗示や顕在意識によって支配されると前にもお話ししましたが、そのことをもう一度思い出してください。第三者からの情報でも自分自身の考えでも、とにかく信じていると思えば潜在意識はその信じている事柄を実現させようと働きます。心理療法では潜在意識の力を引き出し、その力で治療させようとしますから顕在意識のネガティブな考えが薄れてくると、その力はますます大きく発揮されるようになります。もちろん潜在意識と顕在意識の信念が一致することに越した事はありませんが 眠りに入る前のウトウトとした状態、すなわち心と体が一番リラックスした時 大いに効果があります。わかりやすい例を一つあげてみましょう。私は、初めて精神療法を受けた人からこのような質問を受けたことがあります。精神治療医のその先生はこの世に病気などというものは存在しないのだと言っていました。始め私は科学者のくせになんと馬鹿げたことを言うのだろうと思っていました。それが だんだん彼の言葉を素直に受け入れるようになってからというもの、不思議なことに私の病気はいつのまにか治ってしまっていたのです。いったい何があったというのでしょう?つまりこの人は初めのうちは治療医の言葉やその成果を信じていなかったわけです。ところが医者によって催眠状態にされたためこの人の心も体も非常にリラックスした状態になったんですね。そこで 解放された心は治療医の言葉を素直に受けいれ、それが潜在意識に届いたというわけです。潜在意識に届いた暗示は直ちに実現されようとしますから、この人の病気が治ったのも何の不思議もないことなのです 。

潜在意識は物理的条件に左右されない

もしあなたが何かの都合で海外にいたとしましょう。ここであなたのお母さんが病気になったと知らされたらどうしますか?すぐにも飛んで帰って見舞いたいところでしょうが、もしそれができない状態だったとしたら?ここで宇宙の法則に物理的問題など通用しないということをお話ししておきましょう。私はここまで潜在意識の力をコントロールできれば不可能なことなど無いと言ってきました。ですからあなたの潜在意識はあなたのお母さんの潜在意識に働きかけることもできるのです。宇宙の法則は 一つの原点から発しています。あなたの力もあなたのお母さんの力もその原点へとつながっているのです。ですから、あなたがその力を信じ、あなたの思うことを念じるならそれはあなたのお母さんを通して作用するでしょう。宇宙の法則には時間も距離も空間もありません。こんな実例があります。冠状動脈血栓症になったニューヨークの母のためにロサンゼルスに住む娘がラジオ番組を通して願望の入力をすると、その願望が叶えられたという話です。彼女の願望の入力は次のようなものでした。今の母の状態は 彼女の日頃の考え方が現実となって反映されたものです。それは母の考えが映画のフィルムで、母の現在の状態がそれを表すスクリーンだと言えるでしょう。母の状態を変えるためにはそのフィルムを変えるしかありません。そのためには期待と夢と完全が健康を投影するフィルムが必要です。 私の祈る心がその新しいフィルムです。ですから私はこのフィルムを母に贈ります。母という映写機を通してその映像がスクリーンに再現されることは信じます。私の中の大いなる自己が、母の多いなど自己に伝え、それを受け入れることを私は知っています。彼女はこれを何度も繰り返しました。するとやがて彼女の母に明らかな変化が起きてきました。母親の担当医たちはその奇跡的な回復に驚いたそうです。宇宙の法則は実に神秘的で不可思議です。宇宙の一部である私達は内なるスピリットに従っています。そして その不思議な力を誰もが持っています ただそれに気が付かず使いこなせない人たちがほとんどというだけで何も彼女は特別だったわけでも彼女の母の回復が偶然だったわけでもないのです。

眠りながらも無駄なく潜在意識を使う

私の友人が肺結核と診断されたときのことです。彼は心理学者でした。医者の診断を自ら精神療法にトライしてみたのです。彼は眠りにつく前には欠かさずこう唱えました。私の内なる治癒力が今、私の肺を完全に健康な元の状態へと戻しつつあります。私の肉体を完全にするのは私自身だからです。そして約1ヶ月後、病院での X線検査や分析試験の結果、肺結核の症状はきれいに消えていたということです。私は彼になぜ眠る前にその自己暗示を行っていたのかを尋ねてみました。すると彼は 潜在意識の活動は眠っている間も行われているので、眠る前に仕事を与えてやると無駄なく、早く結果を得られるのだと教えてくれました。それから彼は完治するまで決して自分の病気についての話題を出すことはありませんでした。 あなたがもし病気になってしまったら病気のことを口にするのはやめてください。なぜならあなたの生命の敵は病気を気にしたり恐れたりするというそのこと自体だからです。あなたが常に苦痛や不快感を口にしていると、潜在意識の活動、つまり治癒力の活動を妨げることになってしまいます。最悪の場合は、あなたの顕在意識が訴える通り症状がどんどん悪化していき、完全に治癒力をなくしてしまう結果になりかねません。

セッション5のまとめ

第1に、あなたの心や体を癒すのは潜在意識の力であることを悟ってください。
第2に、あなたの願望や欲求を具体的に心に描いてください。
第3に、あなたの目的を心に描いたらそれはすぐに現実になったものを認識してください。結果を生む近道です。 第4に、あなたの信念をはっきりさせ、常に迷わず、心に保ち続けることが肝心です。
第5に、病気や自分を害するものを受け入れたり恐れてはいけません。あなたには、それらを癒す力があるのだから。自分の治癒力を信じ、完全な健康や 平和を願うことです。
第6に、あなたが習慣的に抱いている考えは必ず反映されます。
第7に、精神療法や科学的祈念と呼ばれている治療法を日常生活に活用すると良いでしょう。病気だけに限らず、あらゆる面であなたの思い描く結果が得られるはずです。
第8に、治癒力が欲しいなら、顕在意識と潜在意識に働きかけるようにすることです。あなたの信念がその両意識に到達した時、完全な治癒力を手にすることができます。
第9 に、宇宙の法則や自分自身の力についての知識がなくても何かを熱心に信仰すれば、結果的に地位を得ることがあります。それが妄信です 。
第10 に、愛する人が病気で、その人を救いたいと思うなら、心を落ち着かせ気持ちを込めながら 健康、希望、夢などについて強く祈ってみてください。あなたの中の潜在意識は、その人も潜在意識に力を与えるはずです。

願望を叶えるテクニックについてお話ししていきましょう。例えば大きな川に橋を架けるプロジェクトがあるとしましょう。その時、必要となってくるものはといえば、あらゆる事前の調査、そして技術者、建造資材、それに最も重要なのが施工技術ですね。あなたが願望を実現したいと思った場合にも当然それらの要素が必要になってきます。今、仮にあなたの望んでいることがすぐ実現することがあったとしても、それは偶然なんかではありません。人はよく偶然という言葉を使いますが、必ず一つ一つに理由や原因があり、宇宙の法則と秩序に従ってあなたの前に現れているものなのです。あなたの望みを叶えるための技術者があなた自身でその技術者の方法というのが願望の入力のテクニックということになります。ただしこの場合願望の入力という表現を用いても宗教儀式でいう礼拝とは意味が違います。潜在意識に送り込む暗示と同じものだと考えてください。あなたが達成したいと思っていることを明確にするということです。あなたが生まれてきたこともやはり偶然ではありません。あなたはこの世で何かを成し遂げるために またはある目的を達成するためにあなたの中の無限の叡智が決意して生まれてきたわけです。ですからその目的を達成するためにも、あなたは自分の人生をあなた自身の手で作り上げる優秀な技術者となることが大切なのです 。

テクニックとは単純で簡単なもの

あなたの中には無限の叡智と力があることを忘れないでください。そしてその力はあなたの心と体がリラックスした状態にある時、もっとも効果を表してくれます。こんな例があります。酷い咳が続いて苦しんでいる少女がこう自分に言い聞かせました。もうすぐ席は止まって楽になる。ほら、少しずつ治まってきた。咳が出る度、その子は自分に強くそう言い聞かせていました。すると、その通り咳は少しずつ収まり、1時間後には完全に治ったということです。テクニックとは実にこのように単純で簡単なものです。何も難しく大げさに考える必要などはありません。

建築家のテクニック

あなたが自分の家を持てることになったと仮定しましょう。その上、予算など一切気にすることなくデザインも材料もすべてあなたが選ぶことができますと言われたらあなたはどんな家を建てますか?きっと最高の材料を選びデザインも色もすべてあなた好みにして理想の家を建てるはずですね。あなたの人生も同じことです。あなたが心に持つ建築材料と設計図によって、あなたの人生が築かれているのです。あなたの心が恐怖や不安、疑心、憎悪などに満ちていたならそんなもので築かれた人生はなんと無力で不健康なものになることでしょう。あなたは毎分毎秒休むことなく人生を築き上げています。そして心に思うこと想像していることを設計図として組み立てていうのです。ですから平和と健康と愛に満ちた材料を駆使しポジティブ、 積極的な考えであなたの希望と夢を設計し、あなたの人生を構築していってください。聖書に今お話ししたことにふさわしい言葉があります。ご紹介しましょう、求めることです。やがて与えられるでしょう。探すことです。やがて見つけ出せます。門をたたくことです。やがてその門はあなたに向かって開かれるでしょう。この言葉は、心の法則の明確さを示しています。あなたの顕在意識からの問いかけにはあなたの潜在意識が直接応答します。潜在意識にあなたの考えを伝えるのに一番効果的な方法は 映像として引き渡すことです。具体的なものや形や状況など映像を心に描くのです。すると潜在意識はそういった形や状況をあなたに与えようとします。あなたの目の前に現れた現実があなたのイメージとまだ少し違っているとしたら、もっと具体的に映像を送り続ければいいのです。その時、もしあなたの望むイメージと違った場合、こんなものかとあなたが納得してしまうなら、潜在意識はそれ以上のものを作り出してくれません。ですから、これだ!と本当に納得がいくものが現れるまであなたは求め続け探し続けることが必要です 必ず手に入れることができるのですから。

映像化のテクニック

私は講演をする前に必ず心の中にある映像を映すことにしています。それは会場いっぱいに人々が集まって私の話を熱心に聞いている光景です。そして会場の人々が私の話の後、喜びと幸せに満ち自分の目的を見いだし、希望に胸を膨らませ、より良い人生を作り上げようと決意している状況を心に描きます。これは私の考えを明確にする一番簡単明瞭な方法なのです。想像だとか心に描く映像というものはあなたの要求や希望の実態に他なりません。今まであなたの肉眼には写っていなかっただけのことです。ところが、そうやって心に映像を映し出した時点でそれは実在することになります。なぜなら一旦、真剣に映像化したことは必ずいつの日かあなたの目の前に実態となって現れるからです。このような思考作用は映像という形であなたの潜在意識に刻印されあなたの人生の中に経験として現れます。それは建築家が自分の望む完成予想図を頭に描くようなものです。その完成予想図に従って実際の建物が作られて、頭に描いていたものと同じものが完成するといったように。ですから、私は講演の前には必ずこの映像化のテクニックを使うようにしているのです。

自分の映画を見る

アメリカの心理学者ウィリアムジェームズはこのように語っています。そうであるかのように振る舞えばそうなります。つまりあなたが心から信じ願って思い描いていたことは潜在意識の力で現実になるということです。私が中西部に講演に行ったときのことです。どういうわけか直感的に私はその地で助けを必要とする人のために奉仕したいと強く心に感じたのです。しかしスケジュールがたて込んでいたため、その地に腰を落ち着ける間もなくあちこちの州を公園してまいりました。それでも私の中西部で仕事をしたいという気持ちは収まりませんでした。そこで私は横になりリラックスした状態である情景を想像しました。それは大勢の聴衆の前で「ここに来たことを大変うれしく思っています。このチャンスが来ることをずっと願っていたのです」と語っている自分の姿でした。まるで自分が出ている映画を見ているような感じで客観的に想像していたのです。私はこの心の映画が潜在意識に投影され実現されることを感じました。数日後、私は一通の電報を受け取りました。それは中西部での仕事を依頼したいという内容のものでした。その後、数年間というもの私は非常に楽しくその仕事をやることができました。私がこの心のイメージテクニックについて、ラジオ講座や講演会で話した後にはこの方法を試したという人たちから実に多くの手紙が届きました。その手紙の中で最も多かったのは不動産の売買に効果的だという内容のものでした。この家を売りたいと思った時自分の条件を全て受け入れる相手が見つかったり、また逆にこんな家が欲しいと思った時、自分のイメージ通りの家が理想の価格で手に入ったりするというのです。客観的にあなたが心の中で映画を作り上げればそれは現実となってあなたの前に姿を現してくれます。是非試してみてください。

簡潔な文章を繰り返す

心理療法家としても有名なボードワンはルソー研究所の所長でありニューナンシー主要学校の教授でもあった人です。彼は潜在意識に効果的にインプットする方法としてまず心も身体もゆったりとリラックスさせ、眠りの一歩手前の状態にすること。それから潜在意識に送り込みたいと思うことを簡潔にまとめ、短い文章にして何度も何度も繰り返すことだと言っています。ロサンゼルスに住むある女性の話ですが彼女は夫を亡くし、その遺産相続の件でずいぶんもめたのだそうです。夫の遺言では全財産を彼女に贈与するとあったのですが、彼女の前夫との間にできた子供たちがその遺言を無効にしようと争ってきました。彼女は半分ノイローゼぎみで本当にうんざりしていたところ、このボードワン法を知り、早速試してみたそうです。 彼女はとにかくこのことはもうすぐを解決するという短い言葉を何回も何十回も繰り返しました。それを始めて11日目の朝、彼女はふと、ことはもう済んだと直感したそうです。その日弁護士から相手側が示談を申し上げたという知らせが届き 訴訟は取り下げられました。

潜在意識が現れるとき

眠りに入る前のうとうととした状態は心も身体も一番リラックスして精神的にはとても開放的になっています。顕在意識が遠のき、代わりに潜在意識が表に現れてくるのです。この時、本来のはあなたの力が出てきます。ネガティブ、つまり消極的な意識も感情もそれがすべてを受け入れるポジティブな力が出ています。催眠術にかかるのもこういった状態のときです。すべてを受け入れられる潜在意識が表面に現れているため、暗示通りにあなたは行動できるわけです。もしあなたが不安や恐怖にかられていて、それから解放されたいと願っているなら次のようにやってみてください。リラックスして、うとうとした状態になったべ時、不安や恐怖に駆られることはない、すべては良いことのためにあるのだ。これを何度も何度も繰り返すのです。表面に出てきた潜在意識はそれを受け入れます。

エネルギーが最大になるとき

常に感謝をする心を忘れてはいけません。感謝する心というものは宇宙自体の持つパワーに非常に近いものなのです。宇宙のリズムと波長が合っているのです。なぜならそれは作用、反作用という宇宙の法則に基づいているからに他なりません。感謝している時の心理状態はポジティブな気持ちの絶頂にあり、全てを吸収できる包容力は心に備わっています。ありがとうと心から思うときあなたは喜びと幸福に満ち溢れているはずです。宇宙の法則に従いすべてのエネルギーは善の方向に流れていきます。さらにそのエネルギーは最大になって無限の富と同化し流れ出します。あなたが不信や不満や不安を抱くとエネルギーの流れに歪みが生じ、バランスを崩してしまいます。その点、この感謝の気持ちというのは、よりいっそうの流れを強く確実にしますから効果的なわけです。私の知人ブローク氏の話をしましょう。彼は妻と3人の子供を抱えた上に失業中で、何とか食べていけるだけの生活状態という有様でした。しかし、失業中電はあっても何とか家族が平和で健康に暮らしているということは喜ばしいことなのだと彼は感謝しました。貧乏、病気、困難そんな考えが心によぎるとすぐに打ち消し、今感謝すべきことに対して心からありがとうございますと唱えることにしていました。彼は毎晩、神にその感謝の気持ちを伝えていましたが、ふとそれは自分自身の潜在意識に話しかけているのではないかと感じました。しばらくして 彼は道でばったりある人に出会いました。それはもう20年も会ったことのない、昔の雇い主でした。ブローク氏の人格と働きぶりを知っていた元の雇い主は彼に高い報酬と地位を提供してくれたそうです。ブローク氏はその会社の副社長となった今も感謝の気持ちを常に忘れずにいるということです。

宇宙のエネルギーは全て良い方向へと流れています。つまりそれは 物事はポジティブな結果を生むようにできているということです。したがってあなたがポジティブな考え方を何度も繰り返し潜在意識にインプットすれば当然その結果が生まれてきますが、その度合いはあなたがそれらの意味をどの程度理解しているかで大きく変わってきます。例えば1+1はいくつかと聞かれた少年が3と答えたします。先生は当然それはにがと訂正します。この時少年は先生が2といったから1+1は2と覚えるのかそれともお母さんにバナナを1本もらって、おじいちゃんからも一本もらったから今自分の手元には2本のバナナがあるといったようにちゃんとその理屈がわかったうえで1+1は2と覚えるのはそこがポイントになります。あなたの信念をこれと同じです。あなたがいくらこうなって欲しいこうなるべきだと念じてもその心理によって結果は変わってきます。私がそういったからそうするのではなくあなたが宇宙の真理を理解して自発的にことを行わない以上、本当の結果は得られません。それから人はみんなポジティブな考え方しかできないということを教えしておきましょう。あなたが私の言うことを信じないと否定しても結局のところあなたは信じないということを肯定しているわけです。それなら少しでも自分のために自分の人生のためになることを肯定し続けてください。何のために、どういう理由で、どういった考えから自分はこんなことを言っているのか、またこんなことをしているのかを明確にさせることです。その上で繰り返して行う願望の入力は大いに意味あるものです。さらに強力な力をも秘めているのです。今お話ししたことを今までのあなたの人生の一つ一つに当てはめて考えてください。そして原因と理由を見出して私の言っていることが真実であるとあなた自身で悟ってください 。

論理的解決法

クイーンビー博士は今の章でお話しした方法で解き明かした結果を、クイーンビーの手記という本として出版しています。この本は物事の一つ一つを論理的に解決していく手法を示したものです。例えばあなたが病気になったとき、それはどこからやってきてなぜあなたの身体を侵し始めたのかを論理的に追求していきます。あなたの間違った信念や根拠のないネガティブな感情が病気を引き起こすということを あなたの経験に沿って一つ一つ解明していきます。この方法を活用すれば、あなたのネガティブ、消極的な考え方がエネルギーの流れにひずみを作り内なるスピリットの法則からはみ出したためにバランスを崩してしまったのだと知ることができるでしょう。もともと人は健康なのが普通の状態です。それが何らかの障害が現れてくるというのは何らかのリズムは狂ったからに他なりません。あなたのエネルギーが宇宙の法則から外れ バランスを崩してしまったからです。そしてその原因はあなた自身にあります。あなたの心の中にあります。それを解き明かしていくのがこの方法なのです。この方法はあなたにも簡単にできます。一つ一つ自問自答していけばいいのです。あなたの顕在意識が潜在意識に問いかければ、あなたの潜在意識が答えを出してくれるでしょう。

アルファー波で宇宙と同化する

人の脳波は非常にリラックスした時、アルファー波が出ている状態を示します。このアルファー波が出ているときこそ潜在意識が表に現れていると考えていいでしょう。そして訓練次第でいつでもアルファー波を出し、 いわゆる超能力と呼ばれる力を発揮することができるようになります。アルファー波は自ら作り出すものですが、このアルファー波が出ている状態に非常に近い状態を外部から与えることができます。音波療法とか音響療法と呼ばれるものですが超音波を身体に与える方法です。これは関節の石灰質沈殿を溶かしたり、治癒力の強化のさまざまな効果があるのだそうです。脳波や音波も宇宙の法則に従って流れているので アルファー波を示している時あなたは宇宙に同化していることを感じるでしょう。ところが残念なことに、そんなときあなたは眠りについていることが多いのです。心を静め、安らかな気持ちでリラックスしているとき、あなたは平和や幸福感を覚えているはずです。そんなときあなたの脳波はアルファー波を示し、宇宙を身近に感じているはずです。宇宙、潜在意識という宇宙つまりあなた自身のことですが、そのような愛と平和と幸福に満ちた感じこそがそれらの実態なのです。

クイーンビーの手記より

先ほど触れたクイーンビー博士のクイーンビーの手記の中から1つ紹介しましょう。クイーンビー博士は寝たきりの老人の治療を依頼されました。そして彼のでも症状は恐怖と無知からくるものだとすぐに察しがつきました。彼女はキリスト教信者で片時も聖書を離さず市もそれを読んでいました。ところが彼女はつの聖書に書かれている言葉の真実を読み取ることができなかったのです。言い換えれば 聖書に登場するネガティブな言葉を文字通り受け取り、悪だとか恐怖だとか病という言葉自体に怯えていたのです。その恐怖心が彼女の身体を侵し始めたというわけです。ウィンディ博士は彼女は何より大切にしている聖書を手に取り、その何章を彼女に読んで聞かせました。イエスは言われた。今しばらくの間、私はあなたがたと一緒にいて、それから私をお遣わしになった方の御許へ行く。あなたがたはわたしを探すであろうが見つけることはできない。そして私のいるところにあなたがたは来ることができない。博士は彼女にこれはどういう意味だと思うかと尋ねました。彼女はイエスが天国にいったことだと答えました。クイーンビー博士は彼女に優しく説明を始めました。しばらくの間あなたがたと一緒にいてというのは、あなたのそういった病状にしばらくの間は同情するが、自分で治そうともしないようなあなたの心の状態には留まることができないということなのだって言いました。続けて、わたしをお遣わしになった方のみもとへ行くというのは、これは私たちすべての中にある神、つまり 内なるスピリット、または宇宙の支配者、創造的な力のもとへ行くということなのだと指摘しました。そして、私のいるところにあなたがたは来ることができないというのは、あなたのネガティブな感情が作り出す窮屈な世界に何の疑問も抱かず、そこに居続ける限り健康で意欲に満ちた世界へ来ることはできないという意味だと教えたのです、博士の話を黙って聞いていた彼女は大変興奮しみるみる元気が出てきました。その後、彼女は松葉づえなしで歩くことができるようになったということです。クイーンビー博士も彼女の例は自分が治療した患者の中でも最も目覚ましい成果を示した例だと語っていました。以上のように常識を超える偉大な力を人は神という名で象徴的に呼んでいますがこれを科学的に言うならエネルギーの集合体と言っていいでしょう。私たち生命あるもの全てが宇宙の法則に従って放っているエネルギーやパワー、私たちの潜在意識の中の無限の英知の集まりがいわゆる神と呼ばれるものです。そして、 一人一人が潜在意識を持っているわけですからあなたの中に神、すなわち宇宙があると言って良いでしょうね。

断定によるテクニック

誰でも話している最終自分の言葉についつい力が入ってしまうことがありますね?それはその言葉の裏にある感情や信念のせいです。宇宙のパワーは私たちにとって良いことのためにあるのだと悟った時、自信と確信が生まれます。ですから、心を無理強いしたり葛藤させたりしてはいけません。もし迷いが生じされ自然に任せることです。そしてあなたの直感を信じることです。あなたが気付かなくてもあなたの潜在意識はすべてを知っています。心やエネルギーに歪みをつくらないためには戸惑いや強制を避けることです。自分がどうしたいのかを考え、その流れに身を任せているうちに真理を見つけることができます。見つけたら信念をもって進めばいいのです。

セッション6のまとめ

第1に、あなたは心のデザイナーとなり今まで述べたテクニックを用いて、より偉大な人生を作り上げることです。
第2に、あなたの願望を具体的に心に描き、現実のものとなることを実感してください。実感した喜びが近い将来、現実のものとなるはずです。
第3に、願望の実現は宇宙の法則により必ず達成できることを信じてください。
第4 に、あなたは自分のデザイン通りの人生を築き上げることができます。
第5に、顕在意識が考えることに対して、潜在意識は無限の叡智と力とで必ず応答してくれます。
第6に、あなたの願望を心に描き、映画のようにしてみることです。そうすればその通りのシーンを現実のものとするためあらゆるチャンスが与えられることでしょう。
第7に、心に描いた映像は潜在意識にそのまま焼き付きますから、実現されやすく確認しやすいでしょう。
第8に、常に心を平静に楽しい リラックスした状態で暗示をかけることです。
第9 に、感謝する心は宇宙のパワーと同化しやすくさせます。
第10に、あなたがポジティブ、積極的な気持ちを持って肯定するとき、その理由を理解した上で実行することです。そうでないと意味も効力も薄れます。
第11に、あなたの脳がをアルファー波にすることです。すべてを受け入れ可能にする力を発見することができます。そのときあなたの中に宇宙を見いだすでしょう。
第12に、あなたが真実だと判断し決定したことは必ず現実になります。すべては良いことのためにあるのだと確信してください。

あなたの人生の本質を形成している90%は潜在意識によるものです。にも関わらずこの偉大な力を利用しきれていない人がほとんどでしょう。一般に言われている超能力というものは本当は誰もが持っている普通の能力のことです。ただ一般の人はそれらの能力の使い方を知らないのです。ですから自分の持っている能力を自由自在に使いこなせる人のことを超能力者と呼んでいるに過ぎないのです。この超能力の実態こそが潜在意識です。それは眠ることも疲れることもなく常にあなたを守り、あなたのために働き続けているのです。さらに潜在意識は永遠の生命と無限の叡智の源と相通じています。あなたは時々なんともいえない深い確信を覚えたことがありませんか?なんだかよくわからないけどそんな気がするとか、胸騒ぎとか虫の知らせとか直感とか。いわゆる第六感と呼ばれているもののことですが、それこそ潜在意識からのメッセージなのです。潜在意識は顕在意識のように言葉としてあなたとコンタクトを取ろうとはしません。潜在意識は言葉ではなくイメージでコンタクトを取ろうとするものですから。あなたの予感だとか衝動だとか言ったものはすべて潜在意識を通ってきたメッセージだと思ってください。それはあなたをより向上させ 前進させるためのものだということも知っておくことです。ですから自分の直感を信じてください。潜在意識は不可能を可能にします。愛と平和のためなら驚くべき力を発揮させます。

1906年1月18日に、サンフランシスコで起きた大地震と火災がその事実をよく物語っています。被害に遭った多数の病院で患者達はお互いの命を守ろうと庇い合い助け合いました。寝たきりだった患者が起き上がり、他の患者を助けようと必死になっていました。人は死ぬ気になれば何でもできるとよく言いますが、私たちは無意識のうちに何でも可能にする潜在意識の力を認め、その無限のパワーを発揮しています。特に芸術家が呼ばれる人たちは潜在意識についてよく理解しているようです。ひらめきや直感を大切にしていますし、なによりも自分自身を信じているからです。作家のスティーブンソンは 寝る前に必ず潜在意識に面白いストーリーを与えてくれるように頼んでいたそうです。彼の発想や湧き出てくるストーリーは、自分の中にある無限の英知が与えてくれるのだと信じていました。自分の中身潜む能力を信じることがその能力を引き出す一番のカギになるということですね。

こころとからだのしくみ

では、顕在意識と潜在意識について、肉体を使ってその相互関係を分析してみましょう。意識というものは目に見えたり増えたりできるものではありませんが、あなたの中に存在する以上、あなたの肉体の何らかの変化から意識の動きを見つけることができるはずです。話は少し専門的になりますが、顕在意識を司るのは脳脊髄系で潜在意識は交感神経系が司っています。脳脊髄系は人間の五感によって働き、肉体の運動をコントロールします。また付随維新系とも呼ばれる交感神経系は胃の背後の神経節叢にある太陽神経叢にその中心があり、お腹にある脳などと言われています。そしてこれが体の重要な機能を無意識に支えているのです。かなり難しくなりましたが神経を仲立ちとした、心と体の仕組みを簡単に説明しますと、顕在意識がある考えを思いついた時、随意神経が振動を起こします。それが交感神経に伝わって同じ振動が起きるというわけです。この時初めて潜在意識に顕在意識からの考えが到達したということになります。目に見えない心や考えがあなたの身体にいろいろな形で現れてくるのはこのためです。あなたの意識はあなたの肉体を循環しているからです 。

顕在意識と肉体の関係

細胞組織や内臓の構造を調べてみるとそれらは知性を持つ細胞分から成り立ち、顕在意識からの命令を受けて活動、実行していることが分かります。単細胞動物を観察すればその様子が一層 わかりやすいと思います。外界からの刺激による様々な運動、栄養を吸収、排泄などに精神的な作用反作用を見ることができるからです。顕在意識が不安や恐怖、他からの根拠のない意見に惑わされた、冒されたりすると細胞組織はそれに敏感に反応しますから肉体的な障害が起きたりするわけです。こういったネガティブな感情はあなたの体の細胞組織の活動を狂わせる原因となります。しかし、このような場合を除くと本来あなたの身体の面倒は潜在意識が見ていますから心配いりません。健康と平和を心がけでさえいれば潜在意識は必然的に健康維持し続けてくれます。

すべては良いことのためにある

あなたの潜在意識は良いことのために働きます。それは宇宙意識が森羅万象に与えるのと同じ力です。この世は善なるものから成り立っているのです。悪などというものは知らないということから出発しているのです。悪は恐怖や不安が作り出しているのですから。もし、人々が自分の潜在意識を見いだし、無限の力を知ることができたなら恐怖心など一切なくなるでしょう。愛と平和に満ち、争いも起きないはずです。ところが、そんな自分の力を知らない人たちが、余裕のない心の狭い世界で喘ぎながら悪を作り出しているのです。無限の叡智は、あなたの気づかないところで意志を持ち、あなたを存在させています。例えば あなたが生まれてきたのには必ず理由があります。あなたは気づかなくても潜在意識は知っています。無限の叡智こそがあなたをこの世に生み出したからです。どんな困難や苦痛にであってもそれは必ず良いことのためのステップだと信じてください。事実そうなのですから。

真理を知る

まず私たちは真理を知ることから始めなければならないでしょう。真理を知ることとは無限の叡智と力を持つ、私たちの中の潜在意識の存在を知るということです。意識的であろうと無意識的であろうとあなたの心も曇りはいろいろな形となって必ずネガティブな結果を生み出してしまいます。専門家によると人の体は11か月ごとに作り替えられるのだそうです。すると私たちはどんなに年をとっても生後11か月に過ぎないわけですね。ところが恐怖や憎悪嫉妬などの感情を抱き続ければ、せっかく浄化された身体も健康上の障害を引き起こすことになってしまいます。しかしそれはあなたの責任です。あなたの撒いた種はあなたが刈り取らなくてはいけません 闇から抜け出すためには光が必要です。寒さを防ぐためには熱を必要とします。ですから、ネガティブな考えを打ち消すためにはポジティブな考えに置き換えることが必要です。

生命の法則

生命が誕生するということはそこに成長と前進があるということです。これが自然の法則ですから健康であることこそが正常なのです。病気になるということはその生命の法則、いわゆる自然の法則に反することになります。宇宙の法則ではすべてのものが+の方向へ流れていこうとする力が働いています。ところがその流れに逆らうと当然歪みができバランスを崩してしまいます。あなたが病気になるということはあなたの中の小さな宇宙でこれと同じことが起こっているからです。あなたが自分自身に調和を保っていれば、常に健康でいられます。調和を崩すとその原因となった考えがあなたにつきまとい、苦しみ悩ませ、最悪の場合は死へと追いやることになります。これは完全に生命の法則に逆行しています。あなたの正常な状態でいるためには、正常な考えを持てばいいわけです。正常な考えとはあなたを喜ばせ、ワクワクさせるような考えのことです。

ある雑誌で私は興味深い記事を見つけました。それは脊椎結核、通称ホットシ病だった少年の治癒例に関するものでした。医者はその少年に不治の病であることを告げました。しかし少年は決してあきらめず、健康に戻るという願望を入力し続けました、一日の始まり、そして1日の終わりはこの願望の入力の言葉だったと彼は語っています。もちろん、絶望や悲しみで気持ちが滅入りそうになるったこともあったといいます。しかしそんなときネガティブな気持ちを少しでも受け入れてしまえば、一生絶望と悲しみを背負って生きていくことになるだろうと彼は考えたそうです。ですからそんなネガティブな気持ちが心のスキマを狙って入り込もうとするときすかさず弱い心の扉を閉め、希望を持つようにしたのだそうです。彼の潜在意識は願いを叶えました。立ち上がって歩くことさえ出来なかったその少年はしっかり健康な青年になりました。自分の夢や信念は決して諦めないでください。 あなたが信じ望む限りそれは必ず実現します。

反復と信念と期待が奇跡を起こす

目に手術が必要な病気を持つ青年が私の講演に来ていました。彼はそれから毎晩、私は講演で話したことを実行したそうです。この世の中を創造した全知全能の力と私の潜在意識の力は同じものです。自分の目と体のすべてをつくったのは潜在意識だから必ずこの目を治してくれるはずだと繰り返し潜在意識に言い聞かせました。また眠りにつく前、手術が必要だといった医者が自分の目を見て。信じられない。これは一体どういうことだ。完全に治っていると驚くシーンを何度も心に描きました。それを始めて3週間後、病院に行くと彼が心に描いた情景と同じように医者は信じられないと驚いたそうです。反復と信念と期待が彼を癒したのです。

セッション7のまとめ

第1に、生命を維持するものは潜在意識です。それは 疲れを知らず眠ることもありません。またあなたの直感は潜在意識からメッセージです。自分の直感を信じてください。
第2に、眠りにつく前に潜在意識に仕事を任せてしまうことです。あなたが眠っている間に潜在意識はそれに応えようとするでしょう。
第3に、あなたの心と体は一体です。考えることが脳から太陽神経叢に送られ、あなたの肉体に現れます。
第4に、顕在意識が考えることが細胞組織の活動を制御しています。良い設計図を与えてあげてください。
第5に、すべては良いことのためにあるのです。恐怖や不安は無知から生じるものです。あなたの力を信じ、真実を潜在意識に注いでください。
第6に、人の身体が11か月ごとに作り直されています。新しい気持ちで希望を持って生きてください。
第7に、生命の原理というものは すでに健康を保とうとしています。病気というものはそれに反するものであり不合理なことなのです。ですから生命の法則に従って、生を受けている限りあなたはいつでも良い方向へ進んでいることを忘れないでください。
第8に、絶望、悲しみ、不安を受け入れてしまうとそれは永久にあなたにつきまといます。それらの感情は直ちに追い払い、希望を持つことです。
第9に あなたが肯定し信じることはあなたの人生に現れてきます。自分の望む人生を常に心に描いておくことです。

ほとんどの人が自分が持つ潜在意識の力に気づいていません。また潜在意識について知っていても十分にその働きを理解していないために、望む結果を得られなかったりしています。その多くは力みすぎや、半信半疑の気持ちが潜在意識に迷いを与えているからです。例えばどうしていいかわからないとか泥沼だとか、全然思ったようにならないじゃないか、などと考えたことはありませんか?潜在意識は強制には反応しません。あなたが疑いながら矯正しても効果は得られないということです。信念と顕在意識が受け入れた考えだけに反応するからです。あなたが常にポジティブな考えを維持しエネルギーをプラスの方向に流し続けるなら、それは宇宙の法則に従ってあなたの考えや要求を実現させてくれます。例えばあなたがタクシーの運転手だとします。そして乗せた客が行き先を7回も8回も変えたらどうしますか?たぶんあなたはうんざりして料金はいらないから降りてくれ、と言うでしょう。それと同じです。あれこれ意見され、あなたの考えがまとまらず信念もなく考えをコロコロ変えていれば、潜在意識はそこで立ち往生してしまいます。病気という厄介な問題でも潜在意識の力で治すことができるのですからあなたの夢を叶えてくれないわけがありません。力まず強制せず周りに左右されず。あなたの考えあなたの信念を強く持ち、ただ信じることです。あなたがもし成果を得ていないというなら、それが足りないからです。

心の余裕と効力

あなたの夢を叶えるため、成功を収めるために些細なことやその方法に神経を使う必要はないのです。あなたが望む最終的な場面だけを心に描きそれに意識を集中させるのです。経済的な問題であれ、会社のことであれ、体のことであれ、あなたが今問題としていることの結果だけを何度も心に植え付けることです。あとの細かな手段や方法はその結果を得るための過程として潜在意識がさまざまなチャンスをあなたの前に表してくれるはずです。その時あなたは偶然と呼ぶべきチャンスをうまく利用すればいいのです。ところが些細なことに気を使い 手段や方法がないと心配すればそれが失敗の原因になります。だからこそリラックスして気楽に考えることが大切です。何事も良いことのためにあるのだから。そんな心のゆとりが成功の秘訣なのです。

いつもワクワクすることを想像しよう

潜在意識を使うときは子どものような純粋で単純な気持ちになってください。子供は 俗に大人のいう不可能なことも平気で口にし、それを自分の夢として心に抱くものです。ところが、大人になるにしたがって現実と夢を切り離してしまうものです。子供が可能性をいっぱい秘めた宝のように言われるのは私たち大人よりもずっと潜在意識の使い方がうまいからかもしれませんね。ですからあなたが潜在意識によって成功を収めようとするなら子供の頃の気持ちを思い出してみるといいでしょう。自由で開放的な気持ちが想像力を豊かにします。そして、気持ちがわくわくしてくることでしょう。このワクワクする気持ちこそが大切なのです。これは潜在意識に一番確実に伝えることのできる信号だからです。

信じるということ

夢が叶う、成功するとはどういうことでしょう?それはあなたが心に抱いた、つまり想像していた結果通りになるということじゃないでしょうか。すると 潜在意識から応答得るためにはあなたの想像力がいかほどのものかということになりますね。イマジネーションに磨きをかけてください。人は証拠や事実を目で見ないことにはなかなか物事を信じようとしません。ですから潜在意識の力を無限だと信じて断言する人は少ないでしょう。しかし信じるということは心に描いたものが目に見えないものであってもそれが真実であると思うことです。あなたがイメージしたことは、イメージした時点で実現されたと同じことです。ですから実現するという強い確信を持つことです。結果は信じる前ではなく信じた後に得られるものです。

願いをかなえるため

願いをかなえるためには次のような方法が効果的でしょう。まず問題を明らかにします。次に潜在意識にその解決策を問いかけてみます。そしてその願いは叶えられたという強い確信を持つことです。こうなればいいんだがとか、本当に大丈夫かなと言ってあなたの確信を弱めてしまってはいけません 顕在意識の無限の力を信じて祈ることです。あれこれ些細なことに気を使うのはやめて、ただ自分の望みを潜在意識にインプットすることに専念してください。あなたの願いはあなたの発するエネルギーが宇宙のそれと同化したその時、具体的な結果としてあなたの前に姿を現すでしょう。

願望とイマジネーション

有名な心理学者クーイエは次のように言っています。意志とイマジネーションが争った場合必ずイマジネーションの方が勝利をおさめる。この言葉の意味を例えるなら、次のようになります。今、あなたに庭に置いた幅の狭い板の上を歩けと言ったなら、何の問題もなく簡単にその上を歩くことができるわけです。では 地上600メートルの山から山に渡したその板の上は歩けと言ったらどうでしょう?あなたがいくら渡りたいと思っても、落ちた時のことをイメージした途端、その考えは消え去ることでしょう。600メートルの高さから落ちる光景があなたを支配してしまったからです。恐怖は強ければ強いほど、悪い結果なイメージは膨れあがるものです。そして、その通りの結果を招いてしまうというわけですね。スタントマンが失敗する時というのは、そのアクションも寸前に一瞬の不安や恐怖がよぎるのだそうです。これがエネルギーの流れに歪みを与えるのですね。スタントマンが整合するときは成功した様子だけを頭に描き、他のことは一切考えないと言います。願望の逆のイメージというのは宇宙の法則に逆らうことになります。そこであなたのエネルギーの流れを変えてしまうわけです。結論を言うと 潜在意識はあなたの一瞬のイメージを見逃しはしません。あなたが、心に一瞬でも強く焼き付けたことをそのまま受け取ってしまうからです。潜在意識はあなたの中の相反する命題のうち、強いものを受け入れます。私はこうなりたいがダメかもしれない。こんなに努力しているのになぜだめだ。こんな考えがある限りあなたの努力は無駄なものとなってしまいます。何も力むことはありません。強制しようとするから流れに逆らうことになるのです。自分の心の赴くままにまかせていればいいのです。よく試験などで、ど忘れすることがありますね。突然頭の中が真っ白になってどうしても思い出せず、思い出そうとすればするほど、それに関連することまでどんどん忘れてしまいます。そして試験が終わってふとした時に答えを思い出したりするものです。そんな時、どうしてこれが思い出せなかったのだろうと、それはもう悔しいものですが、これはど忘れした時、無理やり自分に思い出させようとプレッシャーを与えすぎたため逆効果になってしまったのです。リラックスすれば簡単に手に入れることができたのに。その証拠に、緊張がとけた途端、答えが浮かんできたというわけです。

あなたが心に何かをイメージしようとするとき、余分な精神力を必要とするなら、それはあなたの中で何かそのことに対する反発があるからです。真にあなたの望むことであるなら努力や意志は必要ありません。聖書の中にこんな言葉があります。もし あなたがたのうちの2人がどんな願い事についても地上で心を合わせるなら、天にいます私の父はそれを叶えてくださるである。この2人とは 誰の事だと思いますか?これはあなたの知るあなた自身と、あなたの中の大いなる自己のことと考えていいでしょう。すなわち顕在意識と潜在意識です。この2人が心を合わせるということは、あなたの願望と想像、思想と感情が一致することを意味します。リラックスしてウトウトした状態のときあなたの顕在意識の大部分は眠りの中に沈んでしまい、 潜在意識が表れてきます。この状態が最も良いと言われるのは、願望と想像の葛藤がなくなるからです。あなたの願望を指定しようとする想像は、顕在意識とともに沈んでまうので、願望がそのまま潜在意識に伝えられます。このとき、あなたがワクワクすることを考えるなら潜在意識はそれを実現させてくれます。願望と創造の葛藤を克服した少女の例を挙げてみましょう。複雑な訴訟問題に関わった彼女は、円満に解決したいと思いながら、それは延期、延期という形で解決の兆しはありませんでした。そこで私は彼女に次のようなアドバイスをしました。毎晩寝る前に円満に解決されたと 場面をイメージしそれを実感するように。願望と想像の一致が大切なことだとよく理解していた彼女は不安がよぎりそうになるとただちにそれを打ち消すようにしていました。そして彼女は弁護士の話やその場の状況など映画を観ているように心に描きました。繰り返し繰り返し、そのシーンだけをイメージしました。数週間後、弁護士から連絡があり、彼女のイメージした映画通りのことが起きました。

セッション8のまとめ

第1に、自分の心を無理に従わせようとしたり力を入れすぎると歪みをつくるもとになります 。気楽な気持ちでいることが大切です。
第2 に、リラックス状態にある時、望む結果を心に描くとそれは潜在意識によって実現されます。
第3 に、どんな問題にも必ず答えと解決策はあります。目に見えないものを信じることが実現させる秘訣です。2第4に、 細かなことや手段や方法を気にしてはいけません。結果だけを考えていれば細かなことは潜在意識が段取りしてくれます。
第5に、あなたの心にある普段の考えがあなたの生活の表れです。あなたは普段どんな考えを持っていますか?第6に、イマジネーションこそがあなたの持つ力です。あなたは自分でイメージする通りの人間です。
第7に、リラックスして眠りそうになった状態のときは、心の葛藤がありません。その時、 あなたの願望を何度も繰り返すことです。潜在意識はその通り受け取るでしょう。

あなたが今、お金のことで悩んでいるとしたら、望むだけの収入が得られるということをあなたの潜在意識がまだ知らないからです。事実、週に数時間働くだけで驚くほどのお金を稼ぐ人もいます。あなたがお金は額に汗して奴隷のように働いてやっと得るものだと考えているのなら、あなたはそのような方法でしか収入は得られません。しかし楽して高収入を得たいと思えば、それも可能ことなのです。そう思っている人はそうやってお金持ちになっています。努力する必要はありません。努力とは自分に強制させることですから、辛く苦しいことです。あなたがしたくてたまらないことをしてください やりたくてたまらないことをやってください。そしそれがワクワクして楽しいからやるというようにしてください。あなたが寝る間を惜しんで、色々な楽しいことをしてもそれが努力とか苦労とは感じないでしょう。努力や苦労は当然、苦痛を伴いますからあまり成果はありません。あなたが好きでやることは全て喜びになりますから、気づかないうちに成果を上げているはずです。ロサンゼルスの会社の重役で年俸 75万ドルという人を知っていますが彼は私にこう言いました。私はそれだけの金に値する人間なのだ。そう潜在意識に思い込ませたんだと。また彼の会社で週給数百ドルで働いている人たちを表して私よりも仕事を知り管理もうまいのに野心や創造的な考えがなく、現状に満足しているからそこまでの生活なのだ、とも言っていました。

富と豊かさへの確信を持つ

あなたが口先で私は億万長者だ、私は億万長者だと繰り返しても億万長者になれるものではありません。富とは各人の主観的確信に過ぎませんからまず富と豊かさという概念をあなたの中に作り上げてください。富に関する意識を成長させてください。

ポジティブに専念

仕事がうまくいかなくなったり、株で大損したりすると多くの人がすっかり無気力になってしまいます。そういう人は潜在意識の力の利用法を知らないからです。自分の限りない力について何も知らないからです。心が貧しい人はやはり貧困な状態のままでしょう。心が豊かな人は自分が望み、必要とするものすべてを手に入れています。ですからまず、あなたの中のネガティブ、消極的な考えを追放することです。そしてすべてをポジティブ、積極的な考えに切り替えてください。

富はあなたのもの

このプログラムを聞きながらあなたは私も成功と富を手に入れたいと思われていることでしょう。もちろんあなたにも手にすることができます。1日数回、5分程度でいいですから豊かさと成功を自分自身に言い聞かせてみてください 。毎日信念を持って繰り返し、あなたの潜在意識に入力することが大切なのです。私は勝利者だというのではなく、あなたの心の奥底で静かに確信するのです。富について確信を抱いていると、私は豊かだという感情が湧いてくるはずです。このことが重要なのです。この感情こそが富を作り出す源なのです。あなたが潜在意識に任せ、刻印したことは必ず現実としてあなたの前に姿を現します。それが富であろうと貧困であろうと現実化してくるのです。そうだとしたら富を望まない手はないでしょう。

何も起こらない 理由

35年間、世界中のあらゆる場所で、あらゆる機会に私は潜在意識とその活用法についてお話ししてきましたが、苦情も数知れず受けました。それは私の言った通りのことをやっても、少しも自体が変わらないというものがほとんどでした。例えば、何ヶ月間を自分は金持ち大成功しているって言ってきたのに、何も起こらなかったというように。でも、その答えは簡単です。それは、その人たちの心のどこかに自分自身に嘘をついているなと感じているからです。自分は金持ちだと言葉で言っていても、心の奥底では自分の現実だけを見てしまって、本当は金持ちなんかじゃないんだと顕在意識が認識してしまっていたからなのです。目標としたことが成功するのは 心の中で葛藤や議論を起こさず、顕在意識もそれを確信した状態でなくてはなりません。潜在意識が真に受け入れるのは、あなたが思うことだけなのです 潜在意識はあなたの上辺だけを見て言葉だけを聞いて受け入れるのではありません。あなたがいかに口がうまく他人を納得させることに長けていたとしても、自分自身には真実しか通用しません。潜在意識は、あなた自身なのですから。あなたの疑惑や不信はすぐに見抜いてしまいます。心から願い、心から信じてください。それによって良い結果が必ず生まれるのですから。

すべては良いことのためにある

いつも葛藤に悩まされている人にその克服法をお教えしましょう。すべては良い方向へ向かっている。この言葉を眠りに着く前に何度も繰り返してください。この言葉に議論の余地はないはずです。もし、今あなたがお金に困っていたとしても顕在意識、潜在意識が認識している現実とこの言葉に矛盾が生じないからです。私は売り上げが不振で経営難に陥った実業家にこのように言ったことがあります。会社へ行ったらまずリラックスして 売り上げは日に日に必ず伸びていくと何度も繰り返しように。これは顕在意識と潜在意識を協力させることができる言葉だからです。結果はこの言葉通りになりました。

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