引き寄せを待っていると現実は引き寄せられない

引き寄せの法則ではタイムラグがあります。タイムラグ、つまり時間差です。
願ってから叶うまで時間がかかりますよ、ということですが、このタイムラグのせいで困っている人がいるのです。

願ったことが早く現実になるのであれば、苦労しませんね。
これを願ったから、こう思ったから、このように感じたからこの現実がある、と分かりやすいです。

でも現実はタイムラグがあって後から叶うのです。
だから今安心していても安心できる現実がくるのは後になります。

不安に思ってしまうとタイムラグは伸びていく

引き寄せの理論は理解した。じゃあ安心感して過ごそう、と思ってもなかなか安心できる現実がこない。
いつまで待てば安心できる世界はやってくるんだ!と思ったりします。
そうやっているうちに「引き寄せなんて本当はウソなんじゃないだろうか?」とか、「他に何かやり方があるんじゃないか?」と不安になってしまいます。

そうすると余計にタイムラグが伸びていくのです。

タイムラグの間に待っていてはダメ

ではどうすれば良いかというと、不足感を消していくことです。
例えば「100万円欲しい」と言ってその日にすぐ100万円くるわけではありません。

タイムラグがありますから。その間「まだ来ないな」と感じてしまうとそれも引き寄せに影響をしてしまうのです。

つまり、「願いが叶うのを待つ」という姿勢ではタイムラグは大きくなるということです。
例えば、電車を待っているとします。

待っている間は「電車を待つ」という状態になります。電車に乗りたい。でもまだ来ていない。
つまり、電車を待っている間は「まだ来ていない」という思考、感情になっているということです。
でも電車の場合は「まだこないな」と思うことはありまえん。タイムテーブルが決まっていて、時間になったら電車に乗れることが分かっているからです。これがいつ来るか、もしくは来るかどうかすらわからなかったどうでしょう?きっと不安になりますね。「いつ来るんだろう?」「本当にくるのだろうか?」

そして、電車がいつまでも来ないと、不安になって「来ないかもしれないから今日は電車に乗るのをあきらめよう」となったりします。

「100万円欲しい」という場合も同じです。
「100万円が入ってくるのを待つ」という状態のときには「まだ100万円がきていない」という思考、状態になっています。
そして、100万円はいつくるかわかりません。不安ですね。
この状態で「100万円が手に入った感情を感じよう」と思っても根底にあるのは「まだ来ていない」という感情です。この「待っている」という状態ではタイムラグは伸びていきます。

ですから、「まだかなぁ」と待つのをやめることです。

待つのをやめるには?

ではタイムラグの間、待つのをやめるにはどうすればいいか?というと、安心感、満足感を感じることなのです。先ほどの例でいえば、電車を待っている間に本を読んだり、スマホでゲームをしたりするのです。電車が来ない、という不足感ではなく、それ以外で自分の楽しめることを見つけるのです。

意識を満足できることに向ける、これが大事です。
願ったら忘れなさい、というのは執着しすぎて不足感を感じない為の方法なのです。

満足感を得ていると、潜在意識は満足感を感じている状態を「不足感」を感じてない分早く連れてきてくれます。

待つのをやめるには忘れるということが一番ということですね。

いつ叶うのか?

では良い気分で過ごして、いつくるのか?というと、信じられたときです。
腑に落ちる、という感じです。ずっと安心、満足感で過ごしているとあるときに「あれ、100万円くるな」と思える時がきます。なんとなくですけど、そのように確信的なものが出てくることがあります。

そうすると現実がもうすぐそこまで来ている状態と言えるでしょう。

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