不満の波動から抜け出すには?

もし今の現状に不満を持っていて、そこに焦点を合わせ続けているのなら、あなたの望みはいつまでたっても叶わないでしょう。
不満を持つことが悪い、ということではありません。不満とは自分の理想とのギャップを指します。
エイブラハムでいう「コントラスト」です。
不満の波動は叶っていない波動。
例えば、
「会社が給料をあげてくれない」だとか「子供が言うことを聞かない」という不満が生まれます。
この想いを持ち続けていると、やっぱり
「会社が給料を上げてくれない」
「子供が言うことを聞かない」
という現状が続き「ほらやっぱりね」という信念をますます強めてしまうのです。
ですから、この不満から抜けだす術を持たなくてはいけません。
エイブラハムの感情のスケールを使うと不満に上は「悲観的な姿勢」とあります。
悲観的な姿勢とはいったいどういうものか?
悲観的な姿勢とは先ほどの例でいえば
「どうせ会社は給料を上げてくれないんだろうな」
「どうせ子供が言うことを聞いてくれないんだろうな」ということです。
つまり、不満から抜け出すには、頭に「どうせ」という言葉を付ければ良いということです。
こうやって見ると、ネガティブをすり替えているだけで感情的にはあまり変わってないかもしれません。
しかしながらよくよく観察すると「決定事項」と「決めつけ」は僅かに違います。
ですから不満から抜け出すには、とりあえず「どうせ」という言葉を付けてみましょう。
これが感情の階段を一段ずつ上がっていくというエイブラハムの教えでもあります。
じゃあ退屈はどう言い換えられる?
ちなみに「悲観的な姿勢」の上には「退屈」とあります。
これは言葉にすれば「まぁどうでもいいけどね」ということです。
「会社が給料あげてくれない。まぁどうでもいいけどね。」
「子供が言うことを聞いてくれない。まぁどうでもいいけどね。」
これが退屈の波動です。少しずつ波動が上がっています。
一気にポジティブになろうと無理をしないことが大事です。