エイブラハムとの対話:お金が無い

お金が無いときにどうすれば良いか?
引寄せの法則の観点から、エイブラハムが教える対話の内容です。
この対話から、どうすればお金を引き寄せることができるか?
ヒントが読み解けます。
エイブラハムとの対話:お金が無い
安堵感について何か質問はありませんか?
あるようですね。
相談者:ありがとうございます。
わたしが蓄積してきた真の財産についてですが。。。
エイブラハム:皮肉はやめなさい。
(笑い)
相談者:もっとその真実に身を任せたいのですが、みなさんの経験から何か教えてください。
エイブラハム:今日ここに集まったみなさんはこの集まりの後で、エイブラハムはあら捜しばかりするとぼやきたくなるのではないでしょうか?でも今のような質問が出てくる感情の源を探って欲しいのです。
真の財産というあなたの発言に少し皮肉な響きを感じました。
わたしの分け前はどこ?引き寄せの法則で蓄積した財産とやらは、どこでどうやって手に入れるんだ?
あなたのそんな感情を支配している波動はどのようなものでしょうか?お金があるからそんな波動を出したのですか?無いからですか?
相談者:無いからです。
エイブラハム:するとみなさんは彼はまだ財産を手にしてないんだから前向きな波動が出せなくても当たり前だと思うでしょう。でもその方法は自分で見つけなさいと言いたいのです。
前向きな波動を見つけるのです。お金が無いという意識から気持ちを反らす方法を見つけて、富を手にしたときの感覚を活性化させましょう。
現在の豊かさに感謝して、将来の豊かさも感じ取りましょう。
希望を抱くというだけでも、疑念を抱いているときに比べれば、前向きな波動に近づいていることになります。
先ほど、少しあなたの発言の足をひっぱりましたが、悲観的で皮肉な感情を抱いているときは、希望や楽観という感情からかけ離れているのです。
どうすれば財産に近づき、財産を近づけることができるか?というご質問の答えは、財産は既に手に入ったと想像し、それを使っているところを想像してみることです。
裕福になったらどんなに良いかと、余裕を得てホッとした感情を今から想像してみるのです。その感覚に集中して現実から離れるように思考を導くのです。
現在地から望む地点へはどう行けば良いか?
素晴らしい質問です。目標に目を向け、語り、出発点を振り返らないようにすることです。
明日にでもそれを実践すれば自分の真の財産を見いだせるでしょう。
相談者:ありがとうございました。
解説
相談者は真の財産を手に入れるにはどうれば良いか知りたがっています。ただ、「真の財産」というまわりくどい言い方をしたので、エイブラハムはその言葉と波動から「皮肉」と捉えました。その後、エイブラハムは「お金」をいう現実的な言葉に導いています。
つまり、相談者は「お金が欲しい。その為にお金があると思い込もうと努力はしている。でも上手くいかない。どうやったらそう思い込み、お金が舞い込んでくるのか?」ということを聞きたかったのです。
それに対し、エイブラハムは、現実のお金が無いという思考を反らすように勧めています。その方法として、前向きな思考を推奨しています。前向きな思考を持てば、疑念より波動は高くなるからです。
そして、既に自分がお金持ちになったとして、どんな暮らしをしているか想像しなさい、と教えています。
おそらく、相談者はこのことについて、本で読んで既に知っていたり実践していることだったと思います。でもなかなか成果が出ないので、どうしたら早くその現実にたどり着けるか?どのように心を保てば良いか?ということを誰かの経験から聞きたかったのだと思います。
今回エイブラハムから直接教えられ、特に最後の、「明日にでもそれを実践すれば自分の真の財産を見いだせるでしょう。」というセリフで「やっぱりこの方法しかないんだな」と再確認できたのだと考えられます。安堵感についての質問をエイブラハムが要求し、その答えがこの対話によって得られました。
まとめ
お金が無い時の対処法、安堵感を持つには、まずは現状を一旦置いておくということが大事。お金が無い現実から感情を反らすこと。いつになったらお金持ちになれるんだろう?という疑念を晴らすために前向きな思考を取り入れることで、早く現実化します。
そして、既に自分がそうなったかのように過ごすこと。
エイブラハムの本でお金のワークショップがいくつか紹介されているのでそれを参考にすると良いでしょう。