エイブラハムとの対話:やりたいことがあるが身動きがとれない

今回の相談は、仕事、お金、健康面という複数の問題を抱えているパターンです。自分ではどうしようもないと考えており、そんな八方塞がりなときにどう考えれば良いか、エイブラハムに相談しています。

この対話を読むと、自分ではどうしようもない問題を抱えているときに何をすれば良いかわかります。

エイブラハムとの対話:仕事、健康、お金で問題を抱えている

相談者:仕事と健康とお金の問題で少しずつ助けを求めています。そんなのはわたしだけのようですよね。

(笑い)

エイブラハム:少しずつで良かったです。

相談者:ですよね。

(笑い)


仕事に関していうと、わたしはやるべきことをやっていません。

エイブラハム:つまり?

相談者:わたしは講演者です。
今はセールスマンですが、講演が天職なのでもっと本気でやるべきなのです。

エイブラハム:なぜ?

相談者:情熱を感じているから。
そして、過去に行った講演で人を感動させたからです。

エイブラハム:あなたから聞こえるのはこういうことです。
今の自分は本来やるべきことをやっていない。自分がやっていることは楽しくないからだ。やるべきことをやっていれば、きっと楽しいに違いない。

あなたが言っていたことは、だいたいそういう意味のことですね?あなたのすべきことによって恩恵を得る人たちへの責任感があるようですね。

あなたは上昇を導くことができる人です。これまでも、これからもそうです。
ただし、あなたがそれを行うのは、そうするととても気分が良いからだと認識してください。だからこそ天職なのです。

そして流れに乗っていけばもっとスムーズにものごとが展開します。最初にこのことをお話ししているのはこれが非常に重要だからです。

あなただけでなく、みなさん全員にとって重要なのです。何かの流れに乗っていくことを想像してください。気楽で楽しいことです。
でも何かの流れに逆行するのはずっと大変なはずです。

人生の中であなたが何らかの流れを生んだとしましょう。ソースが語り手、助言者、喜びに満ちた表現者となってあなたを引き寄せていることに気づいたとき、流れに乗れば高みに達し、流れに乗らなければそうはなりません。

ただし、あなたが時々講演をしているように、別のことをしながら流れに乗ることもできるということは知っておいてください。

相談者:もう一度お願いします。

エイブラハム:今やっているセールスマンの仕事を今すぐに辞めてしまう必要はありません。そのまま講演の方の流れに身を置くこともできます。今やっていることに逆らわなかったとしても、流れはまだあなたを呼んでいるはずなのです。

相談者:問題は雇い主からそれをやるならクビにすると言われていることです。やるべきことをやっていないせいか、健康上の問題も山積みなのです。
喉の手術、腎臓結石、それに感謝祭の前日に癌が見つかりました。前立腺の癌で、治せるのは分かっているのですが。。。

エイブラハム:それはすべて。。。

相談者:身動きがとれない感じで、仕事を変えるには経済的なことも考えないと。。。

エイブラハム:何かをしたいと感じながら、自分にそれをさせないということですね。
あなたが言うのは、これをやりたいけどできない。
更に言えばやりたいことがあるけどやればクビにすると言われているということですね。

わたしたちが物質界であなたの立場にいるのなら、そのギャップを埋めようとするでしょう。
あなたは講演を仕事にしたいと言いますが、そこに少し肉付けしましょう。

例えば今の仕事についてです。悪くない仕事で成功していますが、毎日がとびきり素晴らしいわけではありません。
雇い主としてあなたを自分の支配下に置こうとしてする人からのプレッシャーを感じています。自由を追い求める存在であるあなたは、それを感じて、また力強い願望のロケットを打ち上げます。

経済的に自立したい、仕事を続けたい、天職と思える仕事をしたいという願望です。そしてロケットを更に遠くに飛ばしますが、あなたはそこからほど遠い場所にいます。

エスターとあなたがそれぞれにゲームをしている中で、あなたはその波動的なギャップの大きさに気づくでしょう。そこで立ち止まって言うでしょう。
今は経済的な理由で同じ所に留まっているんだ。どこかに行くよりも留まる方がラクだ。やりたいことをやって生活するのはまだ無理だし、当座しのぎの仕事もしたくない。


身動きが取れないのはそうしたことに加えて、ボスが次のように言っているせいでもある。
「少しでも外れたことをやればクビにしてやる。」
そんなことを言われると、この状況からもっと抜け出したくなる。

それが自分のコントラストの状況で、自分は袋小路にいる。無力感を感じ、怒りを感じ、そうしたもろもろを感じている。

わたしの願望はこうだ。勝手知ったる今の仕事を続けて大金を稼ぎながら、徐々に無理のない経済的移行を遂げ、最終的にはやりたい仕事で大金を稼ぐ。心地よい段階的移行がしたい。

しかしそんな移行などできる見込みがない。今の自分を雇っているボスが自分に段階的な移行などをしてはいけないと言うせいだ。
わたしは怒っている。なぜこの人は他人のすることをコントロールしようとするのだろう?自分には才能があるはずなのに。

次はギャップを埋める作業です。
わたしがいなくなってしまうということを雇い主は恐れているのかもしれない。
彼らの経済的な成功に水を差そうとしていると思われているのかもしれない。
今の仕事の地位とやりがいにかつては感謝していることを思い起こした。

とても良い待遇をしてもらった。
何かを得たことや成長できたことは確かにあった。
彼らとわたしの双方にメリットをもたらしてくれる環境にも感謝してきた。

彼らがわたしを引き留めようとする理由は分かる。
お互いに得をしてきたし、これからもしばらくもそうしたい、ということを彼らに伝える方法を探りたい。

宇宙よ。状況を少しスムーズにする言葉を教えてください。
わたしがそこまで躍起になって自分の意志を押し通すことなく、つまり、もっとリラックスして徐々に進めていけるかやってみられるように。

宇宙よお願いです。同じところに留まる人間などいないのだということ、誰もが皆、通り過ぎていくのだということを雇い主に示してください。必要とするものはわたしにもその人にも同じようにやってくるのだということを、彼に分からせてください。

すぐに辞めたいということなく、今は満足していることを分かってもらいたいのです。わたしの不満をそれほど表現しなければ脅威に感じないかもしれない。

これからどうなるかがもう少し分かるようになったら、あまりにも不満気な様子を見せるのはやめよう。それならきっと、わたしを脅してここにいさせようとする理由も減るだろう。
きっと正しい言葉がやってくるだろう。


やりたい仕事はパートタイムでやり、これまでやってきたように働いて、みんなに利益をもたらすことができるはずだ。
今の仕事もより一層頑張ってバランスを取ろう。
始めるのが今から楽しみだ。

自分が表現したいと思う真理を世界の利益の為に使うということを人生で経験したい。
自分が原理を適用し、問題を解決するのが楽しみだ。
とにかく今すぐにすべきことは何もない。

わたしは今の仕事をうまくやっているし、悪くない状況だ。
自ら扉を閉ざして出て行こうとは思わない。それをちゃんと説明しよう。
すぐにどうにかしたいという話ではなく、少しずつパートタイムから始めてやっていこうと考えているんです。
わたしだけでなくみんなの生活も向上するはずですと。

気分は良くなりましたか?

相談者:はい確かに。。。でも上司は聞いてくれません。
書類に署名までさせるんです。このストレスは説明できません。
今もそうです。

エイブラハム:1つ言っておきましょう。
あなたのおかげで説明しやすくなりました。あなたのお話は論理的です。状況はよく分かりました。

でもわたしたちには関係ありません。既にあなたは自分の行きたい場所から呼ばれているからです。わたしたちは非常にうまくあなたに呼びかけました。
あなたは反論もせずに聞いていました。けれどもあなたに呼びかけ続けた結果、あなたの答えは「行きません」でした。

仕事を辞めるよう呼びかけていたのでありません。権利もないのにあなたを邪魔する人に対し、反乱を起こすよう呼びかけていたのでもありません。
わたしたちは感情のレベルであなたに呼びかけていたのです。感情の橋を架け、これまでにない新たな可能性が開かれることをあなたに見てもらいたかったのです。

わたしたちはあなたの今後の展開が良好であることを知っています。だからこそあなたを呼んだのです。しかしあなたは、わたしたちのように未来を見ることができない為、そこに何があるのか伺っています。

あなたは非常に現実的な問題点について話しました。しかしむしろ論じることによってそれはあなたの波動の中で活発化して、あなたの中での現実になってしまいます。

宇宙が素晴らしい言葉を送ってもあなたには届きません。あなた無しでもできることを雇い主に説得する内容を宇宙が送っても、あなたには聞こえません。

全て揃っているのに、ヒドい不正に執着しているあなたはチグハグな反応しかありません。確かに一生の仕事を見つけたところで、誰かに鎖で縛られ、どこにも行かせないと言われている状況は大変なものです。

あなたはその鎖を断ち切りたいと考えています。それを行うには流れに乗るだけで良いのです。誰もあなたの意志を止められません。

でも雇い主のパワーにエネルギーを混乱させられてどこにも行けず、それを彼女のせいにしているのです。

まるで誰かに浜辺に行ってはいけないと言われるようなものです。行きたい時に行くと応じると、ダメだ、お前は浜辺に行ってはいけないことに決めた。
毎日見張って、もしきたらバットで足を殴るぞ、と言われるのです。

あなたは浜辺に行くと痛い目に遭うと思います。見回すとバットを持っている人が目に入り、海に行けないことがますます腹立たしく思えてきます。

あなたはこう考えます。真夜中だったら行けるかもしれない。奴らが見ていないときに浜辺に行こう、などと。
これでは決意が更に固まると同時に、あなたのいる場所と行きたい場所の裂け目も広がってしまいます。

次にはこう思います。浜辺に行くことを考えることにしよう。今まで行った時のことを思い出して頭の中で浜辺に行く楽しさを味わえばいい。
それならバットで殴られることも無い。頭の中で浜辺にいても身体はここにいるのだから。

何が言いたいのかといえば、つまり頭の中で浜辺に行くのが頻繁になるほど、バットを持った人に対する意識は作用しなくなり、その結果、引き寄せの法則によってあなたとバットを持った人に対する意識は作用しなくなり、その結果、引き寄せの法則によってあなたとバットの人は離れた環境に置かれることになります。

彼らはあなたから遠ざかっていきます。波動的にもっと自分達と一致した場所に呼ばれるのです。
あなたも波動的にもっと合うものと引き合わされます。バットの人はもうあなたの人生と接点が無くなるのです。バットで殴られない為には、頭の中で浜辺に行くことです。

(拍手)

そのことが分かり、そのようにする強みと明白さが分かったとき、あなたは頭の中で浜辺に行き、ギャップを埋めます。あなたは今、ただ1つの信号を出しています。それは何でしょうか?

人生があなたを非物質の世界へ打ち上げたという信号です。ソースエネルギーが受け入れ、実現した信号です。
それは強力な信号です。頭の中で浜辺に行ったあなたはその信号と一体になりました。こうした信号の力が分かりますか?

了見の狭い、意地悪な上司など、その信号の力の前ではひとたまりもありません。それが一緒にあれば、誰もあなたを邪魔できません。

でも彼らに焦点を合わせるとエネルギーを分散し、主導権を握られてしまいます。彼らはそうやって力を得るのです。エネルギーを分散させるだけで、エネルギーが分散するようにあなたの意識を集中させるのが得意なのです。

他人に力を振りかざすような人たちはいつもそうです。彼らはきらびやかなダンスを踊ってあなたの目をひくのです。
するとあなたはエネルギーを分散してしまいますが、完全に力を失うわけではありません。力を奪われる形で集中しているだけなのです。

(拍手)

相談者:ありがとう。

エイブラハム:他のこともみな連動するでしょう。体に現れたこともすべて現在の状況の影響下にあるようですから。
エネルギーが分散すると体に影響が出ますが一時的なものです。
きっと良くなります。

相談者:ありがとうございます。

解説

相談者は天職を見つけたけれど、その天職を本気でやっていない、と言っています。ここで本気でやる、というのは、今の仕事を辞め、天職に100パーセント力を注ぐということです。でもそれができません。
なぜかというと他の問題に足をとられているからです。

まず、エイブラハムは天職について言及しています。
「やっていて、気分が良い事。」
これが天職の定義である、と。単純で明快ですね。

そして、今の仕事をしながらでも流れに乗ると上手くいくよ、辞める必要もないよ、とアドバイスをしています。

ところが、相談者によると、天職をやろうとすると、上司からクビにするぞと脅されているということです。そして、辞めると経済的な面の心配と、今の健康上の不安もあるので、どうにも身動きが取れない、と訴えています。

エイブラハムの答えはこうです。
まずは今の現状の把握。感情や思考を把握すること。
そして、次は願望とのギャップを埋めるように感情や思考を少しずつ変えていくこと。つまり、少しでも感情が良くなるように誘導していく例を挙げています。

その次に、流れに乗ること。その際に実際に上司にたてついたり、仕事を辞めたりすることはしなくても良い。

浜辺の例を挙げ、バットを持った人(=自分の都合の悪い人、障害になること)のことを考えず、頭の中で理想の暮らしを何度も想像しなさいと言っています。頭の中で想像するだけなら、誰にも邪魔はされないし、それは現実化に向かうことになる、ということです。

更に上司も波動が離れる結果、環境も変わって実際に会うことが無くなる、と言っています。例えば部署替えになったり、どちらかが仕事を辞めるという風にです。

そして、健康上の問題はこのことが解決したら、自然と解決するでしょう、とエイブラハムは言っています。

まとめ

問題を抱えて現状でどうしようもないと思っているときは、

1.現状の感情と思考の把握をする
2.感情と思考を少しでも良くなるように誘導していく
3.頭の中でどうなりたいか?ということを何度も繰り返しイメージする

ということです。

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